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茂みの中は、神社の方からも道路側からも暗くて見えない。

「みんなんとこ、戻んないの?」

つまりはどこからも光が入ってこないわけで。
当然、尚輝の表情もうまく読み取れなかった。

「愛、」

掴まれていた手首が自由になったと思ったら。今度は。
(ちくしょう、)
顎を掴まれて、キスをされていた。

「っ、なお、」
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