帰る頃には、俺の携帯に"大窪"の名前が登録されていた。

それから取り分け仲良くなったわけではなく、学校では話さない日が続いたし、気まぐれにくるメールだって特に何という内容でもなかった。

分かったことといえば、アイツは意外にもオタクで、ガンダムの話をすると一人で盛り上がるってことと、ゲームが好きってくらいだった。
何てことない。だけど周りの知らないアイツを俺だけが知っている。
なんだか妙な優越感を感じた。
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