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長い長い夏休み。
相変わらず太陽はアスファルトを照らし、気温は上がる一方。
タンク一枚ですら暑い。
蝉が短い命を削るかのように、永遠鳴いていてうるさい。
俺はあの日以降、屋上へ行っていない。
アイツに会うのが怖かった。
なのに、携帯からエミネムが鳴らないかと、期待している。
会いたくない。
でも、……。
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