翌日、学校へ行ってみるとアイツの席には誰も座っていなかった。担任やアイツの友達に理由を聞ける程、友人関係を表にしていなかったことを後悔したのは、この日が初めてだった。

(何かあったのか…?)

その日、アイツの席が埋まることはなかった。

不良ではあるが、学校とバイトだけは毎日頑張っていたアイツ。だからこそ、埋まることのない席を時々見ては、心の中で心配している俺がいた。


あれから何度かメールも電話もしているけれど、何も反応がない。

なんで。

頭の中はその言葉で埋め尽くされていた。
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