「銀、手出せ」
「何で?」
「いいから」
「ん」
(爪切りはじめる)
「…つめ」
「やっぱちっと伸びてやがんな」
「ぁー…あんがと」
(片手渡したままジャンプ読みはじめる)
「ん。ほれ、もう片方」
「ん」
(爪切ってヤスリかけ)
「ほれ、終わり」
(ジャンプから顔上げてまじまじ両手確認)
「おー、きれー。あんがとー。高杉も爪切る?」
「いや、俺ぁイイ」
「そか?……じゃ、耳かきでもしてやろうか?」
「あー…そうだな。じゃぁ頼む」
「はいよー」
(凭れてた身体離して隣座り、膝叩いて)
「ほれ」
「ん」
(膝枕)
(竹の耳かきでもそもそ。綿棒でさらえ)
「……耳かきし甲斐のねぇ耳だなぁ」
「ほっとけ」
「まぁいいや。反対ー」
(ゴロリ身体反転。頭もぞもぞ)
「くすぐってぇよ。早く収まれ」
「ん」
(また竹の耳かきでもそもそ。綿棒でさらえ)
「おしまーい」
(ふっ、と息吹き掛けて)
「おいコラ。しめーだっつってんだろが」
(起き上がる気配のない高杉の髪軽く引っ張って)
「まぁ良いじゃねぇか。さっきは身体貸してやったろ」
「ちっ…まぁ良いけどよ」
(ジャンプ広げて読みはじめ)








「なー、ところで何でいきなり爪切り?」
「あ?切っとかねぇと俺がイテェじゃねぇか」
「な…っ!ばっ、バカじゃねーの?!死ね!」


――――――――――

銀さんを甘やかす高杉が好きです。
でもって高杉を甘やかす銀さんが好きです。
てか、二人イチャついててくれればなんでも良いです。

ホントは小話的なのにしようと思って覚え書きしてたのをそのまま使ったので、会話文なのか何なのか分からないものになりました…。

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