いつの間にか増えたり減ったりしてるかもしれない

rkrn
・滝夜叉丸の許嫁夢主がひたすら七松先輩とバトる
かーなーり前に呟いたネタですが、何かもう全てタイトル通り。幼なじみで許嫁な滝夜叉丸にベタ惚れなくのたま五年生夢主が久しぶりのデートを委員会の召集でドタキャンされ、せっかく人目を忍びふたりきりになれたので(学園内では許嫁であることを隠すように滝夜叉丸に言い聞かせられている)いちゃいちゃしようと思ったらまたもや委員会に召集され。その挙句にボロ雑巾のような姿になって帰って来る愛しの滝夜叉丸の姿に、ついに夢主がぷっつーん。
「お願いします、七松先輩…。わたし(と滝夜叉丸様)のために、死んでください!」
何かにつけて決闘を挑み、何かにつけて暗殺を試み、何かにつけて食事に毒を盛り。しかしもちろん決闘にはボロ負けし、暗殺は返り討ちにされ、毒は嗅ぎ分けられ。それでも諦めずに七松先輩に挑む許嫁と笑いながら許嫁を叩きのめす七松先輩に最初こそ板挟みになって胃が悲鳴を上げていた滝夜叉丸だけど、その内七松先輩が夢主のことを気に入り始めていることに気付き。自分の許嫁であることを隠し続けていたせいで二人の関係が噂されるようになり、しかしそんなことに気付くこともなく一途に自分を慕ってくれる夢主に嫉妬しちゃってもやもやする滝夜叉丸。らぶこめらぶこめ。
確かこれはナルシで自信家な滝夜叉丸が実は努力家で先輩をちゃんと立てたりするのがすごくかっこいいなーと思ってもだもだしてた頃のネタです。
そして小ネタなのに長いのは安定ですねえ…。

pkmn
・アブソルと一緒に旅がしたい(切実)
生まれはトキワシティ。家庭の事情により旅に出ることもなくどちらかと言うとポケモンから離れて過ごしていた夢主が十二歳になったある日、トキワの森でひっそりと暮らす野生のアブソルと出会うところから話が始まる。
アブソルに一目惚れしてしまった夢主は入ってはいけないと言われていたトキワの森へと毎日のように通うようになり、何やかんやでアブソルと仲良くなってきたところでフィールドワークに来ていたオーキド博士と出会う。ポケモンも連れずに森に入ったことを叱られるも、野生のはずのアブソルと心を通わせていることを見初められ、自身の研究を手伝ってくれないかとポケモン図鑑を渡される。
世界のオーキド博士直々に旅に出すことを勧められて両親も渋々承諾。晴れて二年遅れながらも旅に出られることになり、旅に出る前にトレーナーとしての勉強をするためにアブソルと一緒にマサラタウンへ。オーキド博士の元に下宿しながら、生意気盛りのレッドとグリーン(共に十歳になったばっかりくらい)に教えられたり馬鹿にされたりしつつ、何とかトレーナーとして最低限の知識を身に着ける。
そしてついに迎えた旅立ちの日。レッドはピカチュウ、グリーンはイーブイ、夢主はアブソルを連れてそれぞれマサラタウンを後にした。二人と違いジムを制覇することが目的ではない夢主はオーキド博士から譲られた古い一眼レフを手にカントーを巡り、出会ったポケモンやバトルしたトレーナー達の写真を思い出として残していく。基本的にレッドかグリーンに同行する形で旅をしていて、喧嘩する二人を仲裁したり、ロケット団とのバトルに巻き込まれたり、チャンピオンリーグに向かう二人を複雑な想いのまま見送ったりしつつも、揃って旅を終えた三人は再びそれぞれの道を歩んでいくことに。
夢主はオーキド博士の助手として働き始め、高齢の博士に代わり色んな地方へフィールドワークに行きポケモンの写真を撮ったりして研究の資料を集めてくるのがおしごと。グリーンにはただの使いっぱしりじゃねーかと言われたけれど、様々な地方を旅することが出来るので夢主的にはもう天職。そんな感じでカントーを飛び出して色んな地方へレッツフィールドワーク!
ちなみにレッドとグリーンとは友人以上幼なじみ未満。夢主の方が年上だけどトレーナーとしての力量が天と地ほどの差があるためすごく過保護になっている。は?ジョウトに行く?いやいやいやそんなん誰が許すかおれの目の届く場所にいろよっていうグリーンと、ふーんぼくを置いて行くんだじゃあせめてぼくに勝ってからねそうじゃないとカントーから出さないからっていうレッド。あっこれセリフだけ見るとやんでれですが二人はただ心配してるだけです。あくまでも友人以上幼なじみ未満として。
ジョウト地方ではウツギ博士に紹介されたヒビキとコトネの旅に同行して写真撮ったりシルバーと出会ったり再びロケット団との争いに巻き込まれたり。ちなみにヒビキとシルバーは年上のお姉さんな夢主にあわーい初恋を抱いたりしてて、二人揃って修業のためにとカントーのジムを制覇しようとしてグリーンに色々な意味で返り討ちにされる。そして気まぐれにシロガネ山を下りてきたレッドにさらに色々な意味でフルボッコにされる。トラウマ。
そんなこんなでホウエンに行ったり(してダイゴさんとフラグ立てたり)シンオウに行ったり(してデンジさんやシロナさんと(!)フラグ立てたり)イッシュに行ったり(してトウヤやチェレンやNやらとフラグ立てたり)。そこでも主人公達の旅に同行していらん争いに巻き込まれたりして写真を撮って。まあでも夢主の最愛はアブソルなんですがね!
個人的にはヒビキやシルバーと同じように夢主に恋しちゃったチェレンに真剣な告白をされてびっくりしてちょっと考えさせてくださいってことでカントーに逃げ帰ってレッドとグリーンに年下の子に告白されちゃったんだけどわたしどうしようううって泣きついてやっぱりカントーから出すんじゃなかったと後悔されるところだけでも書きたい。あくまでも友人として心配していたはずの夢主を何年か越しに意識し始めちゃうマサラの悪ガキ二人組が書きたい。
小ネタなはずなのにやっぱり長いのでこれはもう小ネタと言う名を返上するべき。

・ポケモン廃人が苦手な夢主
ふつうにポケモンのことは好きだしトレーナーのことも全然好きだけど、個体値がどうか努力値がどうとか言い出すポケモン廃人はちょっと…ちょっとこう…な夢主。
と言うのも夢主の父親が重度のポケモン廃人で、母親は愛想を尽かして家を出て行ってしまうし実家とは縁を切られるし仕事もクビになった挙句借金まみれになると言う散々な思いをしてきたため、ポケモン廃人にだけはちょっと本気で関わりたくない。もれなく反射的に一週間放置した生ごみを見るような目を向けてしまう。
そんな父親が長年の不摂生が祟ってこの世を去ったことをきっかけに生まれ故郷を飛び出した夢主が、紆余曲折の末に廃人の巣窟たるギアステーションの清掃員として働くことになり、思いっきり同僚や先輩を避けながら次の就職先を探しつつ、廃人達の頂点に君臨するサブウェイマスターとうっかりびっくりどっきり仲良くなっちゃうおはなし。
こういうのも面白そうだなーと思って書いてたけど、これまず夢主からサブウェイマスターへの好感度がマイナスからスタートなのでたぶんどうあがいても甘くならない。なぜじゃ。
一介の清掃員とは言えギアステーションに勤務してる人間としてはかなり珍しくポケモンを所持していない夢主に興味本位で声をかけてみてどうしてポケモン持たないの?って聞いたらものすっごく死んだ目でポケモン(廃人)が苦手なのでと返されてそんなのもったいないよみんないい子達なんだよ!ってそれ以来ひたすら死んだ目の夢主にポケモンの魅力を理解させようとするクダリさんの空回りっぷりが可哀想過ぎてわたしは楽しい。
「ね、ね。ぼくのバチュル、かわいいでしょ?」
「そうですね、バチュルはかわいいです」
「ね!バチュルはかわいい!だからなまえも、ポケモン好きになって!」
「だからが接続詞として機能してないような気がするのはわたしだけでしょうか、白のボス」
ここまですべて夢主は死んだ目です。
うっかり仲良くなっちゃったサブウェイマスターの二人だけど、人間としてはそう悪い人ではなくて、でもちらちら見える廃人としての一面がこう…ちょっと…なおはなし。
これは比較的小ネタなんじゃないですかね、少なくとも拙宅では。


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