18:生物変化
アフター

「とにかく、これからは船以外で一人で行動すんなよ。いつサレと遭遇するか分かんねえんだからな」
「普通に街を歩くサレとか想像出来ねえぞ」
「えっ、明後日買い出し当番なんですけど…」
「俺が代わりに行ってやる」
「それじゃあわたしだけ不公平です!」
「なら俺とチェスターと三人で行くか!」
「あっ、はい!」
「…まあ、仕方ねえか。それと、必ず夕方までには船に戻ること。依頼が終わってなくても、だ。それからどんな依頼でどこに行くかを必ず伝えること、それから…」
「な、何かいきなりレベルが低くなりましたね」
「まるで過保護な親が子供に言い聞かせるみたいだな…」
「ティトレイさん、それ言っちゃ駄目です…」
「ナマエ、ちゃんと聞いてんのか?」
「き、聞いてます!」
「おーい、チェスター。お前そんなに過保護にしてると、そのうちナマエにウザいって言われちまうぞー」
「あ、か、固まった…」
「よっしゃ、今の内に夕飯狩っちまおうぜ!」
「えー!?」


menu

「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -