小ネタ&妄想倉庫
夢主の名前はナマエ固定

2011/12/24

01、クリスマスですね
ルークとアッシュとナタリアとナマエ


「もうすぐクリスマスですねえ」
「そうですわね。ふふ、クリスマスパーティーが楽しみですわ」
「はん、どうせこの船のパーティーなんかしょっぼいモンなんだろ?」
「そ、そんなことないですよ!ロックスさんが前日から寝ないで料理の準備とかしてくれるそうですし!」
「それはもうデフォルトだろ」
「ええと…その、プレゼント交換とか!ほら、城ではしないでしょう?」
「当たり前だっつの!」
「貴族共のプレゼントなんて、受け取りたくもないしな」
「そ、そうですか…」
「それにしても…この船は空を飛んでいますし、サンタさんはちゃんと私達の元まで来てくれるでしょうか?」
「やだ、ナタリアさんったら。サンタさんなんて実在しな…」
「馬鹿、サンタさんならそんなん余裕だろ!俺達が師匠と旅してた時も、サンタさんは山の頂上まで来てくれたぜ。なあ、アッシュ」
「ああ、きっと大丈夫に決まってる。安心しろ、ナタリア」
「素晴らしいですわ!さすがはサンタさんですわね!」
「そうと決まれば、さっさと靴下の準備だな!」
「何だ、まだ準備してなかったのか屑め」
「うるせえっつーの!」


「……ルミナシアでは、サンタさんって実在するの…?」



02、サンタさんですか?
ヴァンとティアとジェイドとアニスとナマエ


「ええ、ここルミナシアではサンタさんは実在する人物ですよ」
「えっ、嘘!?」
「はい、嘘です」
「………ま、また騙された…!」
「もう、大佐…。ナマエで遊ぶのはやめてください」
「すみませんねえ、つい癖で」
「いやはや…。しかし、そうか。もうクリスマスだったな…」
「今年もサンタさんやるんですか、総長?」
「…致し方あるまい」
「ヴァンさんがサンタさんなんですか!?」
「ええ、そう。あの三人が子供の頃から、兄さんがサンタに扮してプレゼントを渡していたの」
「なるほど…」
「でも、いい加減にそろそろやめてもと思いますよ。いくら何でも、もう子供じゃないですしぃ。…ナマエ、何、その顔」
「い、いや…。その、アニスさんは、信じてないんですね」
「はあ?そんなの当たり前じゃん。アニスちゃん子供じゃないもーん!」
「あっはっは。アニスが子供かどうかはともかくとして、しかし、もうそろそろ現実を見させるべきかもしれませんよ」
「しかしだな…。あんなに純粋に育ってくれたのだ。あの子達の夢を壊すのは忍びない」
「(もはや護衛の域を越えてますって、ヴァンさん…)」
「それじゃあ、どうするんですか?今年もこのままやるんですかぁ?」
「そうするべき、だろうな。そうなれば、衣装の調達を…」
「それなんですがねえ。クリスマスまで港に下りる予定のないこの船には現在、この女性用のサンタ服しかないんですよ」
「な、何だと…?」
「…むしろ何で女の子用のサンタ服はあるんですか…?」
「ナマエ、そこは突っ込んじゃ駄目なとこ」
「仕方あるまい…。ティア、今年はお前にこの役を任せても…」
「わ、私には無理よ!その、た、確かに可愛い服だけど…サイズが…」
「………」
「ナマエ、何か言いたげな顔でティアの胸を見ないの」
「そう言うアニスさんは親の仇を見るような目でティアさんの胸を見ないであげてください」
「そうなると…、身長的にナマエに頼むしかないか」
「…確かにわたしは着られますしね!サイズ的にも!」
「はいはい、拗ねないでくださいねー」
「ところで総長、今年は何をプレゼントするんですか?」
「ああ、今頃ガイが三人にさりげなく、それとなく欲しいものを聞いているだろう」
「ガイさんまでこんなことやってるんですか…」
「おやおや、ナマエにしては辛辣ですねえ」



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