▼ [SSS置き場]
※よろずで小ネタ・会話文がごろごろ

 藍と「ポワゾンKISS」
Jun.28(金) 17:21

「ねぇ、ポワキスの歌詞って皆で考えたの?」

「そうだけど」

「じゃあ、藍ちゃんも自分のところは自分で考えたの?」

「だったら何?」

「せ、性的な藍ちゃんとか、私キュンキュンしちゃう」

「気持ち悪いこと言わないで」

「だって年長でも「潤む瞳」とか「跪きなよ」とか、そういうこと書いてないのに! それを最年少の藍ちゃんが歌っちゃってるんだよ…!?」

「そういう路線をいったってだけで、別におかしくはないでしょ」

「おかしくないけど、聴くたびにドキドキして私がおかしくなりそう!」

「あのさ、そろそろ黙らないと本気で気持ち悪いから」

「はーい」


 綺羅彼女にノロケられるナギ
Jun.26(水) 08:02

「あっちむいて、ほい!――あ、またダメだー。次は絶対向かせるもんね! あっちむいてほい!」

「ねぇ、さっきから二人で何やってるの」

「何って……綺羅とあっちむいてほいしてる」

「そんな子供っぽいことやって楽しい…?」

「子供に言われたくありませーん。だってここだと綺羅にくっつけないし、綺羅とお喋り続かないし」

「精神年齢が子供な人に言われたくないんだけど。まぁ、綺羅って普通に無口だし、二人の時も話してるとこ想像できないよね。君が一方的に話してるイメージ強いや」

「だけど、好きとかそういう大事なことは、ちゃんと言ってくれるんだよ?」

「……もしかして今僕ノロケられた?」

「え? そんなつもりなかったけど、ナギくんがそう感じたならノロケなのかな。綺羅もそう思う?」

「ん…」(コクン)

「ナチュラルバカップル爆ぜろ」

「ナギくん、キューティーナギが崩れているよ」


 ナギの弱点?
Jun.25(火) 07:57

「ナギちゃん、背中に糸がついてるよ」

「え、とってとって!」

「待って……はい、とれたよ」

「ありがと。いつの間についたんだろ、全然気付かなかった」

「今日風強かったし、もしかしたら飛んできたのかな? あ、ナギちゃんちょっと動かないでね」

「今度はな、ひゃっ!?」

「腰のところにもついてた。ごめん、驚かせちゃった?」

「さ、触る時は言ってからにしてよね…!」

「うん、わかった。脇腹って触られるとくすぐったいよね。私も弱いんだ」

「――今すぐ忘れて!」

「どうして? 驚いてたナギちゃんも可愛かったよ?」

「そういう問題じゃないの!」


 ナギの魅力
Jun.24(月) 11:49

「ナギちゃんって、本当に可愛いよね。同じ女としてすごく羨ましい」

「はぁ? 何血迷ったこと言ってんのさ、僕は男だよ」

「ん……あれ? そういえば」

「いつもぽけぽけしてるけど、今日は一段と何考えてるかわからないね。人の性別くらい把握しておきなよ。まぁ、僕が可愛いのは今更だけど?」

「あ。でも、ふとした瞬間にカッコイイなぁ、男の人なんだなぁって思う時あるよ」

「!」

「一人で考え事してる時の横顔とか、ダンスレッスンしてる時とか、真剣なナギちゃんは、すごくカッコイイの。あとはね――」

「十分だから、これ以上は喋らなくていいって」

「でも、まだたくさんあるんだよ?」

「っいいから黙っててよ! 聞いてる僕が恥ずかしいでしょ!」

「あ、今のナギちゃんは頬っぺた赤くなってて可愛いね」

- - - - -

カッコイイは言われ慣れてなくて照れくさいナギちゃんください。


 ポジティブ嶺二とツンデレ?
Jun.22(土) 11:32

「嶺ちゃんなんて、嫌い」

「え、なんで!?」

「私には何でも言ってほしいって言うのに、自分は結構我慢したり隠し事とかするし」

「……うん」

「私以外の人にもハグして抱きつくし、すごく仲良しだし」

「うん?」

「笑顔すっごく可愛いのに、時々ふっとかっこよくなって心臓に悪いし」

「あー……うん」

「だから、嶺ちゃんなんて嫌い」

「つまり、ぼくのことが大好きすぎて嫌いってこと? ヤキモチ焼いちゃった? 大丈夫、さっきの女優さんとは番組のこと話してただけだよ」

「そんなこと一言も言ってないじゃない」

「でも、最後なんて褒めてたじゃん。カッコイイと思ってもらえてるなんて、嶺ちゃんウレシー!」

「も、抱きつかないで! そういうとこも嫌い!」

「ぼくは好きだよ。焼いちゃうとこも、嫌がりながらも拒絶はしないでくれるとこも、ぼくのこと大好きでいてくれるとこもぜーんぶ。ねぇ、ほんとにぼくのこと嫌い?」

「っ嫌い、じゃない。……好き」

「うんうん! よーし、嬉しいから嶺ちゃん張り切ってチューしちゃうぞー!」

「が、楽屋でそんなことしなくてい――んんっ!?」


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