「なぁ、これってどう訳すの?」
「赤也、それ何回目?宿題なんだから自力でやんなよー。」
「だって英語無理。」
「あたしは数学で忙しいの。」
「ちぇっ。…えーっと…ケビンは?が?まぁいいや、dog…犬、run…ルンって何だ?」
「…ラン、『走る』でしょ。」
「ああ、ランか!で、えっと…んーっと………あー!もうわかんね!やめたやめた!寝よ!」


ボフッ!


「あ、コラ!ベッドに逃げるな!」
「だってやってらんねーもん。せっかくだし、宿題なんかやってねーでお前もここ来いよ。」
「…行かないし。絶対変なことするでしょ。」
「…………………な、何もしねぇよ。」
(絶対する気だ!)
「…何もしないから、な?」
「……赤也、」
「え?」
「宿題やんないと、今日はもうあたしに触らせないけどそれでもいいの?」
「んなっ!?わかった、やる!やるから!」


ある日の赤也くん
(君に触れないなんて、英語よりきつい!)


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