創作の世界くらい幸せでいて
2015/05/21 00:35

悲しいのはいらない、自分が書くものには。夢くらい、夢見心地で。そういう気持ちでいつも話を考えています。
でももとからの思考が根暗なため、明るい話ではないなと思う。
たとえば
『ひとはり。』の女の子は、永遠の片思いだし(自分の人生をなげうって愛しても、相手の世界や価値観とかさなるとは限らない。"私の一番の友達には、もっと仲の良い友達が沢山いる"理論。三角関係すれ違いでなく、立っている場所が違う)
『ぬばしゅ』は被差別民と、中央の介入によるムラの崩壊。続編は、集合体における異質と、背景のない自己の話になる。
レギュラス中編も、書いてはあるものの、彼の終わりは不名誉な死であるし
差別と選民と裏切りと家庭或いはムラの崩壊が中核にあるわけで、このアプローチでいいのかなぁと思って温めている、現状。です。

そういった、悲しい寂しい切ない痛い苦しい、悩み疼き、そういった中核に、拙宅では負を感じさせないアプローチをしてみたいと思っているのです。出来ているかは甚だ疑問ですが。
あとモチロン、底抜けに幸せで明るいだけのお話も書きたいです。

前置きが長くなりましたが、極端に自己評価が低いヒロインが書きたいのです。
自分は無価値だということを、悲しむでもなく極めて理論的に判断した女の子の話。
人肌恋しいとも思わない。もし、手を繋がれたり、抱き締められたりしたら、『この行為による相手の利益』を考えるのだろう。
「僕が楽しいんだ」と言われれば、そうですかと額面通りに受け取り、だまって抱きまくらに徹するだろうし
自己評価が低い&「そのままの君が素敵だよ」を都合良く解釈して、成長しまいと食事が生命維持にひつような最低限とかなっちゃう。

でもこんな子に果たしてどんなヒーローを組み合わせたら幸せな世界になるか、お相手が思い付かないし
負にならないアプローチも思い付かないです。ネタが降ってきたら書きたい。



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