「たぎるあああああああ!」

「うるさい。もう遅いんだから静かにしてなさい」

「もっ、申し訳ござらぬ!あと少しで年が明けると思うと、てんそんが上がってしまい…」

「テンションね、分からないなら使わなけりゃいいのに」

「某はっ早くこの地に慣れたいと使っている所存!」

「はいはい。分かったから、静かにね」

「は!申し訳ございませぬうう…」

「よしよし。良い子にしてたらお餅作ってあげるから」

「誠でござるか!?この幸村、命に替えても守ってみせまする!」

「うん、頑張って」

「それで、なに餅にするおつもりでござるか?」

「んー幸村が食べたい味を作ってあげる」

「そっそれは誠か!?」

「本当だよ。なにがいい?あんこにきなこに醤油もあるし、みたらしも出来るよ。蜂蜜ってかけたら美味しいのかな?さあまずはなににする?」

「たっ」

「た?」

「たぎるあああああああああ!!!」

「……」






(餅はなしになりました)











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