最終章1『魔王様とご対面』 何もしてないけどどっと疲れたんだナ…。もうこういうアルバイトはコリゴリなんだナ……え?イヤッ、何も言ってないヨ!気のせい気のせい、勇者も疲れてるんだナ!!ナッ!!!!……あともう少しだから頑張ろうネ、こっからが一番大変だと思うんだけどネ。お互い生きて帰ろうナ…!! ▼ 神前が縛られて 転がっている! ある程度予想はしてたケド、酷い有様なんだナ神前クン。いつもやる側だろうけど偶にはそういうのもイイとか思っちゃってるんじゃないかってボクちょっと心配になってき――… ▼ 背後に 魔王が立っている! キャーッ!!!いいいいいつの間に!っていうか背後はダメ絶対!怖いヨ!!チミ一般大学生でショ!?さらっと気配消さないノ!!! やだなー、普通に歩いてきたんだけど。そんなことより、良くここまで来たね、勇者と…ジャックだっけ?俺を倒したらクリア、なんて物凄いハードル高く設定してるみたいだけど、何か勝算があってのご登場だよね? ぐぬぬぬッ、勇者、何か策は…あるわけないナッ!そんなこと一言も打ち合わせてないからナ!常識的に考えて、闘って勝てる相手じゃないんだナ。そんなこと出来てたらゲームにすらならないもんナ!!…これは気を良くさせるとか、気を紛らわすとか、満足させるとか、そんな方向でお帰り願うしかないと思うんだヨ!!もうあとはチミを信じるヨ!!!さあ、選択肢を選ぶんダッ!! ▼ command お菓子を投げる アルバムを投げつける 逃げる [←脱走 / ←前のページ] |