10.神前千尋にお願い!W![]() ![]() ![]() 財前:死者一名、負傷者一名か。尊い犠牲だったね。 神前:死人だしたのお前だろ…。 兄貴:待て待て、まだ死んでないぞ。 兄貴:しかしなんだ、嘆かわしいな。 財前:千尋、南雲先生のお手紙の此処の部分良く読んで。はい、声に出して。 神前:……「ポッキーゲームをして見事勝利をおさめるちーくんが見たい」 財前:此処の部分さらにもう一回。 神前:………「見事勝利をおさめるちーくんが見たい」 兄貴:4戦1勝3敗ってお前ね。 財前:しかも1勝は相手の自滅だしね。オウンゴールで勝ったみたいなだけじゃない。 神前:…や、でもあの、センセイは「頑張ってるちーくんがみたくて」って… 財前:アレで頑張ったって胸張って南雲先生に言えるの? 神前:………すいませんでした。 兄貴:まあ、犬飼との戦いは反射で負けてるし、あれがなきゃ解らなかったかもな。俺と財前に勝つのは間違いなく無理だろうけど。 神前:その通り過ぎて返す言葉もない…。 財前:散々だったけど、ちょっとでも楽しんでもらえてたらいいね。 神前:…ごめんなセンセイ。やるだけの事は、やった…つもり…。あとは任せた…。 兄貴:おっと、意味深発言。 財前:本当にすみませんでした南雲先生。これに懲りず、今後とも千尋の事宜しくお願いしますね。 兄貴:ついでに俺等の事も宜しくー。 神前:…それはセンセイが可哀想だからやめてくれ。 Fin… ←back / main /next→ |