09.教えて神前千尋！T
神前：……これは一体、どういうことだ？
？？：お題の回答ござろう、ちーくん殿！
？？：貴方の目は節穴でござるか、さっさと先に進めでござる。
？？：神前殿、ちゃんと口調しないと主にぶっちゅーの刑を執行されるでござるよ…！
神前：いやだって…お前らブ／レ／ー／メ／ン／の／音／楽／隊みたいになってるぞ。
？？：あの音楽隊はロバと鶏と…以下略。こんなに面妖な集まりではないでござる。
神前：お前知らないで喋ってるな？
？？：そっかー、我々は今面を付けておるから、見ている人には何が何やらさっぱりなのでござろう！
神前：悪いが俺も何が何やらさっぱりだ。
もこ：みんな〜自己紹介するでござる〜。洋菓子店「sweet clown」アルバイトのもこだよ〜、あ、もこでござる。馬の面でござる〜。本名は〜、メイド喫茶でメイドもやってるから内緒だよ〜。
宍戸：ハイハイー！もふもふ狼の面はこの私、アルバイター宍戸でござる！可愛い女の子が大好ｋ…
氷室：虎の面を付けしは我、氷室でござる…。神前殿の手伝いをしろと半ば脅されここにいる次第。我の大事なゲームの時間を奪い去るとは何たる暴挙…。
宍戸：こらひむろっちー！まだ喋ってるなりよ！！
氷室：コ／ロ／助なりか。
佐藤：あの…俺も自己紹介していいかな…？
もこ：シュガーくんまだしてなかったの？速くしないとダメでござるよ〜。
宍戸：佐藤は地味なんだよ、早く光を放つんだ！
佐藤：え、あ、え？あ、すいません…。あの、鷲の面の佐藤です、はい。アルバイトしてます。
宍戸：だから地味だってー！！
神前：お前等気が済んだか。
もこ：おおう、ちーくんどうしたのー？
神前：いやどうしたのじゃないですよ。自己紹介されても何一つ伝わって来ませんけど。
氷室：これだから神前さんは…。
神前：ブレーメン解ってないお前に言われたかねぇわ。
佐藤：あ、あの、千尋くん…先にお願いを提示したら、少しは解り易くなるんじゃ…。
宍戸：SO RE DA ！よーし、私が読んでやろう！
神前：いや結構。
宍戸：なんでー！？
素敵な店長さんのいらっしゃるバイト先で忍者フェスなるものを実施されてるとのことで、バイト先テンションで質問に答えていただきたく…!!!
【質問：好きなたい焼きと自前の必殺技を教えてください】
宍戸：素敵な店長？
氷室：そんな方いらっしゃったか。
佐藤：ちょ、ちょっと殺されるよ…！
もこ：きっと店長喜ぶねぇ、素敵って言って貰えて〜。
神前：前置きが無駄だったとしか思えないこの流れなんだが…。
氷室：折角みんなが真面目に忍フェスの流れを作ろうとしているのに、どこかの誰かさんが空気を読まずに突っ込んでばかりいるからこうなるんですよ。
神前：流れ作りじゃなくて只々楽しんでただろお前等。
佐藤：あ、あの、えーっと…じゃあ２ページ目から本番ってことで！いいかな？
もこ：はぁい、賛成でーす。
宍戸：いいねぇいいねぇ、腕がなるねぇ！
氷室：ちなみに、『少しでも手を抜いたとアタシが判断した場合、強制ディープキスの刑に処す。お店の宣伝も兼ね全力で質問に答えなさい』と店長から手紙が届いています。
神前：…それきっと真面目にやっても狙われるやつだろ？
もこ：お店の宣伝も兼ねるんだから〜、頑張ろうねー。
神前：そのお面はそのままなのか。
佐藤：…素顔を晒すのは恥ずかしくて。
神前：女子か。
もこ：ちょっと事務所通して貰わなとダメかなーって。
宍戸：宍戸はカメラOKだぞ！
氷室：人はmysteriousを重ねて大人になるんだ。
神前：めんどくせぇからお前等脱ぐなよ。
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