「よーしお前ら!大晦日といったらー?」

「人生ゲーェエッム!」

「なんでだよ」

「やだなあ部長、大晦日から元旦にかけては徹夜で人生ゲームに決まってるじゃないかー」

「誰だそんなん決めたの」

「人生ゲーム伯爵」

「いねーよそんな奴!ってあれ?今日は疲れるからツッコミに回らないと決めたのに」

「自分が役不足だとでも言いたいんですか?大層な身分になったもんですね部長」

「お前がな、お前がなんで毎回俺を見下してるのか分かんねえよ」

「はいルーレットまわしてー」

「ちょっ、待てゆんなん!俺車の色ピンクがいい」

「うわ」

「あ、俺タレントだよー!ゲームの中でも人気者とは困ったねえ、ははっ」

「僕教師ですよー時給ひくーもっかい回そ」

「俺政治家!やりっ!あ、自動車保険入るの忘れてた」

「部長が政治家とか世界の終わりですね」

「ミサイル誤射しそうー」

「いやさすがにしねえよ」

「あ、部長交通事故だって!ははは」

「なぜ歓喜」

「自動車保険入ってないから三十万よろしくー」

「うそん」

「はい次だあれー?早くルーレットまわしてまわして」

「あっはっは!部長の家が全焼しました」

「だからなぜ歓喜」

「火災保険入ってないから五十万よろしくー」

「うそん!」







陸上部の年末




「そういや紅白どうなったんだ」

「ゆんなん先輩テレビ」

「つけて下さいでしょ森羅くん」

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