突然呼び出されました。(どんさん)

現在21:00

今日は久々に晴れたなーとか、明日は晴れるかなーなんて、思いながら天気予報を見てビールを飲んでいた。

が、それは急転直下で騒がしくなる。


携帯には名前の文字。溢れ出るテンションを抑え、少し間を開けて応答する。

「……どーしたの??こんな時間にー?」

『どんさん!私ラーメンが食べたいの!
今から10分後にコンビニ集合ね!』

「えー。いいけど夜中だし危ないから迎えにいくよー」

『だめ!レディには準備する時間がひつようなんですー!』

「えぇー!笑なんだよーそれー。わかったよ。じゃあコンビニで待ってるから気をつけてこいよー」

通話終了。と言うか切られた。
名前とは幼なじみであり、腐れ縁っていうかなんていうか。
ともかく趣味はおっさん臭いし、可愛らしさの欠片もなかった。昔は。

だけどここ最近なんて言うか女子化?したっつーかなんか。
彼氏でもできたか聞いたけど、そんなもんはいないと言われなんかほっとした自分がいた。

なぜ俺がこんな中途半端な時間に呼び出され、ほいほい承諾したかというと、、、
あいつには言えてない長年抱えた恋心があるからだ。

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