ver.研磨







PM7時


(……あ、名前から招待きた)



ピコン


『けーんまぁー!これソロで行けないから手伝ってー!』

「……わかった。」








20分後




『あーきつかったー!やっと倒せたー!てか立ち回りわかんないから教えて!今から行くから!』

「……え……。今から……?」

『……』

「……名前?」


ばんっ


『来ちゃった!』

「えー……。ほんとに来たんだ。」

『クロもいるよ!』

「おーっす。」

「……えー。」

『お邪魔しまーす!あ、それとね、プレゼントがあります!』

「……なに?」

『チョコレートでーっす!今日家庭科の授業で作ったんだー!』

「良かったなー研磨ー!んで俺には?」

『ふふーん。欲しいかね?』

「……お前よからぬ事考えてるだろ?」

『んふふ。そんなに欲しければ私をたおしてからにしたまえ!』

「またかよ!お前俺に勝ったことねーだろ」

『わかんないでしょーよ!さぁこいやー!』








かれこれ30分くらい対決をしている


腕相撲、プロレス、イントロドンetc.....

結果はやはり黒尾の勝利なのであった





「うぇーい。お前弱いなー」

『てかチョコの為にどんだけガチなの!?』

「別にいいじゃねーか!それは」

「……クロ今日チョコ一個も貰ってないんだよね。」

『え?え?まじですか?主将なのにゼロ個ですか?どうなの?それ笑』

「しらねーよ!研磨ー。それは言うなよー……」

『そんなことよりっ!研磨チョコ食べてみて!』

「……え?うん。……美味しい」

『ほんとっ??良かったー!絶対研磨には食べて欲しかったんだー!』

「……ありがとう。もったいないから少しずつ食べる」

『ぶはっ!まじ……っかわいいー!研磨ー!』

「……ちょっ、く、苦しいから……あ、」







画面にはゲームオーバーの字が表示されなんともいえない雰囲気が漂う







『あ!』

「あーあ。お前のせいだぞ」

「……いいよ。またやればいいし。チョコ食べれたから……」

『ぬぁーっ!研磨ー!』












おわり→next 木兎


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