それからは絶妙なタイミングで入ってきた母のおかげでふいんきぶち壊しだったんだけれど

いつものように一緒に夕飯を食べてまた前みたいに、
笑って話せていることに改めて嬉しくなった

いつも私に向けてくれる笑顔が眩しくて

けれど暖かく柔らかく私を包んでくれる

私はこれからも守っていきたいって思った





どうかずっと

陰ることがありませんように









『……やった!支えなくても歩けるようになったよ!』

「やったなー!!……ほんとっ、に……よく頑張ったなー」

『……うんっ。うっ……。ほんと光太郎のおかげだよ!ありがと、うぁぁぁぁっ』




たくさん泣いて、笑って

あなたのいない人生はもう考えられなくなりました。


−終わり−






[ 22/26 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -