『あーっ!こぼれる、こぼれる!これも解凍しないと!』
とかやってると‘ピンポーン’とチャイムがなる。
みると弟者だったので
『はーい。上がってきてー』
と数分しないうちに手伝い人Aが来訪した。
両手には大量の荷物がぶら下がっていた。
「わー。いい匂いだねー。これ全部作ったの??大変だったでしょ?てゆうかお昼食べてないと思って買ってきたから一休みしなよ」
『まじ??ありがとうー!ずっと立ちっぱなしだったからご飯わすれてたよー』
そうして遅めの昼ごはんを食べる。
最近近所に出来たハンバーガー屋さんの人気メニューらしい。
なんとも弟者らしい。
昼食を食べ終え夕食の支度も一段落したので、少し休憩することにした。
おついちさん愛用のなんかよくわかんないメーカーのコーヒーをすする。
『今日は協力してくれてありがとね。買い物大変だったでしょ?』
「ん?そんなことないよー。だっておついちさんの誕生日だしお祭りみたいじゃん!派手にやってあげよって思ったら楽しくなっちゃってさー!それに名前の料理も食べたかったしな!」
『さっすが弟者ー!ありがとっ!よし!あとは部屋の飾り付けとケーキ仕上げるよー!』
「あぁ!任せろ!……あ、それ終わったらおついちさん来る前にこれ着てきて。」
『え?これ着るの難しくない?大丈夫?』
「大丈夫大丈夫!簡単だからねー。じゃーよろしくー」
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