2012/11/14 00:16

生まれてきてよかった


11月10日土曜日は、誇張抜きにして私にとって今まで生きてきた中で一番衝撃的な日になりました。

覚えている限りレポします
ちなみにすげー長い。


私はるろうに剣心…というか和月伸宏先生に所縁のある土地に住んでいるのですが

11/10は県内某所で和月伸宏先生の講演会(昼)と食事会(夜)があって私はそのどちらとも参加させてもらいました。先輩のご厚意で。ありがてえ!!


先生はトークが苦手だと言っていたらしいけど全然そんなことなくてむしろ喋り上手でした。 あとすごく謙虚。

見た目は…すごく優しそうな顔立ち。昔ジャンプの表紙で見た時ほどのインパクトはない。
自画像の通り作務衣を着ていて、気の良さそうな安慈和尚みたいな感じでした。



講演会の内容
(覚えてるとこだけ)


・実写版で一番ハマリ役なのは左之
・武井咲が小顔すぎて遠近感がクレイジー
・一番好きな戦闘は斎藤VS剣心
・ペンネームの由来は本名の西脇→あだ名がワッキー→ワツキ
・休みは半日
・どこかの流派の極意「抜・即・斬」→「悪・即・斬」
・映画続編をやるなら剣心は健くん以外考えられない
・「心のパンツを脱げ」


最後に和月先生が言っていた言葉がすごく印象的でした。

「漫画家になりたい、というのは夢ではなく手段。漫画家になったその先で何をしたいのかが重要。きっと夢は叶う」


うろ覚えだけどこんなことを言っていて、すごく感動しました。
和月先生が言うと何だか説得力がある。


質問コーナーもありました。私はどうしても聞きたいことがあって一生懸命手を上げたけれど拾ってもらえなかった…

和月先生の講演会の後、現役キャバ嬢の先輩二人と東村アキコ先生の講演会に移動。「主に泣いてます」の東村先生。
東村先生のトークは普通に面白かったです。ドゥフフ…ドゥフ…グフwwwって感じで笑いまくった。

二時間くらい東村先生の講演を聴いて、私たち三人は剣心の大きなパネルを写メるため、和月先生の講演会の会場に戻る。





これですね。


剣心との2ショットに興奮して荒ぶる成人女性3人
(ちなみに周囲に人はいなかった)


そして




こんなことしている時に
なんと

わたくしたちの背後を和月先生が通過



(  ゚  Д ゚)

ヴァーーーーー!!!!


ギエピー!!っていう声が出た。マジで。
ドアから出て行こうとする和月先生、咄嗟に私は叫んだ。質問コーナーで言えなかったことを今聞くんだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだこの世は弱肉強食強ければ生き弱ければ死ぬんだああああ!!!


私「比古師匠は生涯独身ですか!!!???」

和月「多分」





ヤッタ――――(゚∀゚)―――――!!

比古師匠が結婚したら私いきていけない
生涯独身(多分)と聞いた今わたくしはいきる!!いきていける!!!
内縁の妻(妄想)として私はいきていくんだ!!!ふるえるぞハート!!

そして再び去ろうとする和月先生、それを見守る女三人(しかも小脇に剣心パネル抱えている)、しかしここで彼を見送ったらきっと一生後悔する…
と思っていたら先輩が「しゃ…写真」と言った。もう一人の先輩も「写真」って言った。私も言った。写真撮りたい。

そしたら和月先生は立ち止まって(もう外に出てたのに)、スタッフさんにいいですよね?って許可まで取って、一緒に写真撮ってくれました!!ウオアアアアアー!!:( ゙゚'ω゚'):

ブログとかには上げないでください、って言われたので写真はのっけられないけど、和月先生の優しさと寛大さにただただ感動(;_;)

るろうに剣心のファンでよかった…


そしていざ本人を目の前にすると何を言っていいのかわからず、応援してますとか大好きですとか月並みなことしか言えなかった…。

この後の食事会楽しみにしてます!!って言ったら
えっ来るんですかwって若干引き気味に言われたけど気にしねー




和月インパクトの余韻に浸りながらその後もう一人の先輩と合流して食事会の会場へ。


ちなみに場所は料亭?割烹?冠婚葬祭で使うような場所。
キャパは40人前後。お座敷に長テーブル。
靴を預けていたら再び和月先生登場\^(o)^/平常心平常心平常心と念じながら既にパルス逆流する私

料理は普通においしかった!はじめてマトモにウニというものを食べた。
そして会場内にハデな若い女が私と先輩しかいなくてすごい浮いていた。
礼服のおじさまおばさま、家族連れ、漫画好きっぽい男の人が多かった。

和月先生は狭そうに正座してちびちびと料理を食べていた。丸い背中が可愛かった。

私と先輩はいつ特攻しようか終始ソワソワしていた。
そして宴会終了30分前くらいに席替えで和月先生がすぐ隣に異動してきたので頃合いを見計らって先輩と突撃。
緊張のあまり怖気付きそうになったけど、敵前逃亡は士道不覚悟!!みたいなテンションで行った。

ウーロン茶を飲んでいた先生(下戸らしい)に、とても痛々しい内容のファンレターを渡す私と先輩。
そしてこっそり「サイン…だめですか…」と聞くと
「え…あ、別にいいですよ」




ッタ――――(゚∀゚)―――――!!

私はブルブル震えながら持参した完全版9巻(表紙が比古師匠)を差し出し、後ろの方にある空白のページに…




か…







描いて…








描いて…





いただき…






ました…







比古にゃーーーーーーーーん!!!!!!
かっこいいいいいいいーーーーーー!!!
うおあああああああーーーー!!!!(旧劇場版のシンジくんの絶叫顔を思い浮かべて下さい)

サインだけで充分ですううううううでも比古師匠描いてほじいですうううううって言った。あのときの私は正気ではなかった。
先生は「あ…はい…」って言いながらサラサラ〜って描いてくれた。
下絵がないから難しいなぁ…って言っていた。だいじょうぶものすごくかっこいいです。
名前もわざわざ聞いてくれて、エンポリオ…ぼくの名前はエンポリオです…みたいな震え声で名乗りました。

描いてもらいながら、聞いてみました。

私「今後比古師匠を描くことはありますか?」
先生「ないねーw」

/(^o^)\




先輩は志々雄様を描いてもらっていました。
子供の頃から好きだったキャラ達が目の前で出来上がっていく姿は凄まじく感動的でありそして神々しかったです。


そのあと先生はサイン責めに遭っていたけど、私と先輩はそのまま間近でその様子を見ていました。
剣心と左之を描いてもらっている人が多かったです。

斎藤で!ってリクエストされて「斎藤は難しいんだよな」と呟いていた。ちなみにスダレから描いていた。
宗ちゃんを描いてもらっている人もいた。

先生が退場する前に、握手もしてもらいました。
あったかくて大きくて柔らかくてふわふわした手でした。


そのすぐ後に先生はスタッフさんたちと一緒に退場してゆきました。

私と先輩はサインと握手の衝撃から抜け出せずにしばらくボーーッとしていました。



とにかく感動しました。
生きていればいいことがあるんだと思った。

生きて行こうと思えばどこだって天国になるわ、だって生きているんですもの。ってシンジくんのママが言ってたけど本当にその通りだと思った。

そういえば和月先生に「ヱヴァ観に行きますか?」って聞いたら少し嬉しそうな顔で、ウンと答えてくれた。
奥さんと観に行くのかなぁ。

ちなみに私は19日に観に行きます。
というか最低5回は観ます



ああー…生きててよかった

和月先生とるろうに剣心がますます好きになった1日でした。
この県に生まれてよかった。来年もまた来てくれるといいなあ。


てかめちゃくちゃ長くなってしまった…読んでくださった方、ありがとうございました。お疲れ様でした。

comment (0)


prev | next

×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -