2021/05/08


異世界を転移する道具を利用しての番外編
ゲーム世界のような剣と魔法世界への異世界転移旅行。

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「冒険者ギルドというものに登録して、ランクを上げていけばいいわけか」
「そうみたいです! それで、この世界で最も難しいと言われているダンジョンの最奥にあるアイテムが、もしかしたら欲しい素材かもしれなくて」
「まぁ、元の世界にすぐ戻れるしかまわないが、いつもみたいに無茶するなよ」
 テンションが高い私に苦笑しながら注意を促す零さんが、久しぶりに私の作った装備一式を身に付け、軽く体をほぐしている。
 零さんの世界で零さんが潜入していた組織の壊滅という悲願を達成し、少し落ち着いた頃合いを見計らって、零さんは私との異世界旅行を計画してくれたのだ。これが嬉しくないわけがない。零さんも興味があるようだし、存分にその力をふるって欲しいと思う。


 みたいな感じでよくある異世界冒険もの体験。行った先でダンジョンに行こうとしたら、転生していた警察学校組に再開してわちゃわちゃ、とか。伊達さんはナタリーさんを見つけて今度こそ結ばれて欲しい。ファンタジー色強すぎるので需要ありそうならという感じですが、展開的にはわりと好きです。


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