※現代、女体化
兵助と三郎は校内でも上位二枠を争う頭脳の持ち主で順位はその時々で入れ替わり立ち替わり。一位だろうが二位だろうが頭が良いことに変わりなし。おまけに久々知兵助は容姿も端麗で女子生徒からは絶大な人気を博している。少々無口で無表情だがそれがさらに人気を呼んだ。三郎はというと、双子の姉である雷蔵の柔らかい優しげな雰囲気とは対照的にあまり人を寄せ付けないミステリアスな雰囲気を醸し出していたので一部の男子生徒から密かに人気を集めていた。兵助も三郎も二人は雰囲気が似ている。そんな二人が付き合っていると周囲が噂するのにさほど時間はかからなかった。
「私と兵助はお似合いだって」
「あ?」
「みんなが言ってた。私も兵助も良いとこ尽くしで羨ましいって」
「ふーん」
「私はもう少し筋肉があって笑顔の素敵な雷蔵が男になったみたいな人がいい」
「俺はまな板じゃなくて雷蔵くらい揉む楽しみのある巨乳がいいかな」
「じゃあどこが好きなの」
「色白なとこ」
「…」
「じゃあどこが好きなわけ」
「顔」
「…」
どうやらお似合いのようで
11.0808