「ふふ、だったら学級委員長委員会に決まってるだろう」

なんて言いながらあいつが肩なんて組んでくるもんだから俺は可笑しくて可笑しくて、吹き出しちゃってさ、そのままガバッとね。周りの下級生とか俺に話し掛けてた潮江先輩とかもう視界の隅にさようなら。だってさ、ふふってお前、なあ?それは反則だよなあ、はちやぁ。



なーんて、さすがに潮江先輩がいる前でいただきますは出来ないからさ。(画面の前のお姉さんたちは喜ぶのかなぁ?けど欲望に忠実になっちゃうと俺のせいで深夜枠になっちゃうからね)
それにきっとみんなの前でなんてお前はいつもみたいに飄々としてみせるんだろ?そんなの全然つまんないよ、はちや。俺はね、お前の驚いた顔が見たいの、普段は見せない顔が見たいの。奇怪なものを見るような、脅えを含んだ目をさあ。
と言っても、天才鉢屋三郎はそんな隙見せてくれないんだろうね、みんなの前だろうが二人きりだろうが。

はは、だけど俺だって簡単に身を引くほど甘い奴じゃない。狸は狐にかなわない?なにそれ、ぜーんぜん意味わかんないな。


狐の七化け狸の八化け、だろ?












アニメで荒ぶりましたつい。

11.0521
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