※ちょいえろ




真っ暗な部屋でも目が慣れれば互いの顔だけは何故かはっきりと見える。いつもまっすぐにフィールドを見据え自信に満ちている金色の瞳は今は私にだけ向けられている。苦しげに目を細めて。2人だけの静かな部屋にはバーンの乱れた息と時折漏れる甘い嬌声だけ。バーンはキスが好きなようだが上手いわけではなくただ触れるだけのもの。舌を出すのが恥ずかしいのか自分からはあまり絡めてこない。強引に私がバーンの舌を絡めとって濃厚なキスをしてやれば、その間ずっと目を閉じて必死に応えようとしている。
私に馬乗りになっているバーンは嬌声の合間にキスを求めまた嬌声を上げの繰り返し。胸の突起を弄られているだけの彼はもどかしさも限界らしく無意識に腰を動かし自身を私の身体に擦り付けている。これが無意識ではなかったら彼はとんだ小悪魔だ、いや悪魔だろう。意外と長い睫は伏せられ熱い視線は私を捕らえてしまうから、意地悪せずにはいられなくなってしまうのだ。








片山は焦らしガゼル様が好きなようです
11.0331

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