小咄そのよん >> 追記
薙「舞姫ーほい、ホワイトデーのプレゼント」
舞「あ、ありがとう、ございます…」
薙「しっかし間に合ってよかったー。ホワイトデーだって気付いたのついさっきでさ、慌ててプレゼント買いに行ったんだよ……って嘘嘘、冗談だから拳作るなって」
舞「全く貴方は……けれどもしそれが本当なら、これは適当に選んだものなんでしょうね…」
薙「だから今のは冗談だって!プレゼントはちゃんと考えて選んだものだよ。いいから開けてみろ」
舞「(ガサガサ)…!これは…」
薙「俺と同じ舌ピも思い付いたんだけどさー流石にそれは駄目だろと思ってイヤーカフにしたんだよ。これなら、穴空けてなくても付けられるじゃん?」
舞「…綺麗」
薙「だろ?見た瞬間絶対舞姫に似合うって思ったんだよなー。付けてみてくれよ」
舞「はい。(カチャカチャ)……どう、ですか?」
薙「似合う似合う」
舞「そう………(嬉しそうにイヤーカフに触りながら微笑む)
薙、本当にありがとう…大切にします」
薙「…ん?あ、あぁ」
舞「?」
薙「あーいや、その、な……今までこんな真剣にプレゼント選んだ事なかったからすっげードキドキしたというか、舞姫がそんなに喜んでくれるなんて思ってなかったから見てるこっちがなんか気恥ずかしくなってきたっつーか…」
舞「…………プッ」
薙「笑うなよ…」
舞「フフ、すみません…薙でも照れる時があるんですね」
薙「うっせ」
最初のは照れ隠しから言った冗談です。プレゼントは本当に真剣に選びましたので…!紛らわしい行動させてすみません…
でも薙舞でこういう初々しいのも書いてて楽しかったです(*^^*)