「リーダー、一つ聞いていいですか?」
「なんだ」
「何故、そんなにかっこいいんですか」
「……」
「なんでそんなに男前なんですか」
「……おい」
「鼻筋も通ってるし、綺麗な二重だし、顎もシャープだし、髪の毛もオレンジで!何より色気がすごいです!悩殺です!その色気に当てられて私は毎日大変なんですよ?」
「…そうか」
「あと声も好きです」
「一つどころじゃないな」
「なので!これを!」
「?」
「ムチです」
「それはわかる」
「このムチを持って私に蔑みの目を向けてください!」
「大丈夫か。疲れが溜まっているなら休息をやるが」
「顔も良くて更に優しいだなんて!よっ!男前!色男!抱いて!」
「重症だな。サソリに薬でももらえ」
「薬はリーダーからもらいたいです。リーダーの注射から直接私の体内に…」
「…酒でも飲んだか?」
「お酒なんて飲みませんよ。さっき飛段がくれた水を飲んだだけです」
「それだな」
「話戻しますけど薬ならリーダーの注射から私に直せ、」
「神羅天征!」
「飛段、水と称して酒を飲ませるのはやめろ」
「あぁ?あいつが飲ませろって言ったんだよ。酔った勢いでリーダーに告白だとさ」
「………」
「ゲハハハ!どうしたクソリーダー!」
「もう勝手にしてくれ…」
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