「どうだ、最近は」

「おじさん、昨日もテレビ電話したよね」

「こんなご時世だしな、かわいい姪の成長は常に見ておきたい」

「成人済みだからこれ以上成長しようがないよ」

「マダラおじさん、こんにちは」

「イタチ…!」

「ウチのサスケにもテレビ電話してくれませんか?」

「繋がらないんだ。そんなことよりイタチは何故そこにいる?さっき家にいただろう。見たぞ」

「こいつが寂しいというので」

「言ってない」

「なんだと。俺を呼べばいいものを」

「寂しくないよ」

「年も近いので分かり合えるんですよ俺たちは」

「いまこの状況すら分かり合えてない」

「寂しいならこの俺がいこう」

「ウチにデカい男は2人も入りません」

「だそうだ、イタチ」

「おじさんですよ」



(210412)
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -