「何か忘れてる…」

「どうした」

「マダラおじさん、私何か忘れてない?」

「さあな。お年玉はちゃんとやったろう?」

「うん。毎年あんな分厚いポチ袋をありがとう」

「返金なぞしおって…お前は謙虚なやつだ…」

「いくらなんでもあんな額はいらないよ」

「嫁にくればいくらでも使わせてやる」

「あのね、そうやって私を甘やかすのやめて」

「では俺はお前に何を与えてやればいい?愛も金も与えさせてはくれない」

「本当やめて扉間さん呼ぶよ」

「扉間だと?!なぜだ!いつから扉間なんかと好い仲になったんだ!」

「…あ」

「答えろ我が姪よ!今なら俺とチュー50回で許してやらんこともない」

「おじさん思い出したよ!」

「そうかそうか、さぁ早く洗いざらい吐くのだ」

「誕生日おめでとうございます」

「………」

「ごめんなさい、本当にごめんなさい」

「この俺の誕生日を忘れていようとはいい度胸だ」

「でもおじさん何も言わなかったよ?実は忘れてたんじゃない?」

「まぁ…確かにそうだが…」

「何か欲しいものある?」

「……」

「写輪眼しまって」

「いずれ俺の嫁になるのだから無理強いはしない。そうだな、いなり寿司でも作ってくれ」

「前半すんごいこと言ってたけど私何も聞いてないから」

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