「…目の保養だわ」

「なーに?俺の顔になんか付いてる?」

「ごめん口に出てたね。ほらほらカカシ、私じゃなくてオビトの隣に並んで」

「気色悪いこと言うな、吸い込むぞ」

「やだオビトったら!他意はないのよ。美形と美形が並んでるのを見ていたいだけなの」

「じゃあ俺とオビトならどっちが良い?」

「おいカカシ変なこと聞くな」

「そんなこと言って…オビトも気になるだろ?」

「知らん」

「カカシとオビトか…うーん…」

「悩むくらいなら答えなくていい」

「少年時代のオビト」

「は?」

「10歳くらいのオビト」

「よし病院行こうか。頭の」

「ちょっとやめてよカカシ!」

「お前のオビトへの歪んだ愛は変わらないんだね、ホントいつか捕まるよ」

「なによ、オビトだって根っこから歪んでるじゃない。ぐにゃぐにゃよ」

「お前に言われたくない」


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