マダラとイズナの妹



「おい」

「あ、扉間。何か用?」

「いや特にこれと言って用はないが…」

「何か用があったから声かけたんでしょ?気になるから言って頂戴」

「俺と一緒に…」

「よぉ、扉間。なんだモジモジして。厠でも行きたいのか」

「要らん奴が来たな」

「マダラ兄さん。どうしたのお腹でも空いた?」

「我が妹よ…そんな情けない奴など放っておいて兄と昼食にしよう」

「まだ朝だぞ。うちはの男は時間感覚が壊滅的だな」

「貴様…妹に手を出すだけでなく俺を侮辱するか…!」

「兄さん落ち着いて。扉間もどう?お昼一緒に食べない?」

「そこの邪魔者がいないんだったら喜んで行く」

「扉間よ…死期が近いようだな。俺がここで終わらせてやろう」

「はいはい、兄さんは先に家に戻っててね」

「帰れるか!女一人誘えない男にお前はやれん!」

「黙っていろ!いま誘おうとしていたところだ」

「え、そうなの?嬉しい!じゃあ兄さん、お昼は一緒に行けないから。イズナ兄さんにもそう伝えておいて」

「…仲介人になってくれるとは。礼を言うぞ、お義兄様とやら」

「認めん、俺は認めんぞ扉間ァ!」


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