※会話文





「ここにいたか」

「あ、リーダー。どうしました?」

「いきなりで悪いが、サソリに…」

「いやです。デイダラに頼んでください」

「人の話を最後まで聞いてから断れ。サソリにこれを渡して欲しい」

「なんですかこれ」

「ゼク○ィだ」

「………」

「やめろ、そんな目で俺を見るな」

「これをあの三十路に渡せと?おっさんからおっさんへゼク○ィのプレゼントですか」

「お前それ以上言ったらサソリが来るぞ」

「呼んだかクソリーダー」

「ちょうどいい時に来たな。こいつがお前に渡したいものがあるそうだ」

「あ?なんだこれ」

「ちょっとリーダー!!これはリーダーがサソリに…!というかサソリいつの間に…」

「なんだお前、俺と結婚したいのか。何故早く言わねぇんだよ。ババァに連絡とらねぇとな」

「違うんですけど!」

「良かったな貰い手がいて」

「やめてくださいよリーダーこれセクハラですよ!イタチさーん!!」

「馬鹿!イタチを呼ぶんじゃねぇ!」

「俺がなんですかサソリさん。あとキャプテンも」

「おい、イタチ。俺に会う度に呼び名変えるのそろそろやめろ」

「なんでですか?楽しいじゃないですか。サソリさんもそう思いますよね?」

「うるせぇ。団子にキャベツでも巻いて食ってろ」

「いま食べてきました。で、俺の弟子の悲痛な叫びが聞こえたのですが…お二人ともセクハラはやめてください。こいつは結婚なんてしません。俺の妹にします」

「イタチさんっ…!」

「…そうか。これから俺はお前を義兄さんと呼ばなければならないのか」

「良かったなイタチ。一回り以上歳上の弟ができて」

「ありがとうございます、キャプテン」

「だからそれやめろ」



「小南ちゃん助けて…」


(120401)

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