「イタチどうしよう明日学校に行きたくない」
「俺に言われてもな」
「行きたくない行きたくない…ああ、月曜なんて嫌い…」
「明日は俺と学校にいくか?」
「誰かに噂されるの嫌だし、やめとく」
「俺は構わないが」
「聞いてた?噂されるの嫌なの」
「俺は嬉しい」
「イタチはね己の格好良さと美しさをもっと理解すべきだと思う」
「? そうか?」
「無自覚って怖い」
「ちゃんと学校行かないとサソリ先生から口うるさく言われるぞ」
「あああ…サソリ先生…怒った時の顔が怖すぎる」
「気に入られてるしな」
「あれは違う、目をつけられてるのよ」
「なるほどサソリ先生には興味無し…と」
「ねぇ今その手帳に何書き込んだの」
「俺の敵の数だ」
「……私に男の子が近づいてこないのって」
「俺からの愛だ」
「嬉しくない愛し方だね?!」
「ならば変えよう。どんなのがいい?監禁か?軟禁か?俺と同じところでずっと一緒に過ごすか?」
「サスケくーん!このお兄さん持って帰ってー!」