忍たまって個性強いですよね




 
 
 
とあるお昼時、私は食堂のおばちゃんの美味しい料理を堪能していた。



今日も今日とて、食堂は忍たま達で賑わっています。



入り口付近で食べている一つ下の四年生はアイドル学年と呼ばれていて、見目麗しい忍たまが集まっています。



あの喋り出したら止まらないナルシとか、火器に愛を囁いてる色ボケとか、穴掘りしかしてないモグラ男とか、髪髪うるさい髪結いのお坊っちゃんとか。



とりあえず顔が取り柄の学年です。



隣の机で食べているのは、二年生。やたらツンツンしているが実は甘えたがりな面倒臭い学年です。



たった今入って来たのは三年生。真面目君と影薄めの子と首に蛇巻くのがファッションだと勘違いしている子、意味不明な迷子が二人にその監視役が一人。



下級生の割に存在感はあるんです。



一年生はうじゃうじゃいて十人十色。元気だけが取り柄のレベルです。



問題は後ろの席で食事している同学年の忍たま。



頭ボサボサで虫しか取り柄がない奴とか、非常識な髪型をしてる奴とか、やたら脱ぐ変装の人、寧ろ寝るために悩んでる人、豆腐狂。



全くもって関わりたくないけど、たまに同学年という理由で関わりがある。



一番濃いのは最高学年でしょうが、どうやら実習でいないらしい。



……ふう、お腹一杯。



あ、そろそろくのたま長屋に戻りますね。











(とりあえず個性だらけ)



 




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