3

双子×ビッチ人妻♂3


 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

「あひぃ おっ おっ おっ おぉ”お〜〜っ
「はは、真樹さんのアクメ面たまんねえなぁ……っ オラッまんこ締めろっ 誰のちんぽだっ 言ってみてくださいよぉっ
「んあっ葵くっ 葵くんのちんぽっおひんぽっ
「間違えてんじゃねえぞ! んん”……っ失礼、もう一度聞きますよ、誰のちんぽですか?」

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

「はへぇ……だんなしゃまの、ちんぽぉ……っ
「その通り、あなたの新しい旦那様の――」
「だんなしゃま、のっ 葵くんのちんぽ、ほしぃっ ほしっ ほしぃい〜〜っ
「あ”?」




 目の前がぐるぐると回って、何が起きているのかが分からない。音も良く聞こえないし、胃の底が蠢いているみたいで気持ち悪い。

 ああ、真樹、そうだ、真樹、真樹、真樹、真樹真樹真樹真樹真樹真樹真樹真樹真樹真樹……真樹は俺より紫苑を選んだのだろうか。いや、そんなはずはない。

 真樹は俺だけの真樹なんだから、真樹は俺を見捨てたりしない。真樹は俺だけなんだ。真樹は俺だけ。真樹は俺だけ。


 俺には、真樹だけなんだから――――……

「チッ……嫌いなんですよねえ俺、昔から名前を間違えられんの……」
「んぁあ……あおい、くぅ……っ
「だから葵じゃねえし……おい! クソ兄貴! ボケっとしてんな!」

 素の口調が出ている紫苑に腕を引かれ、そのまま床に倒れこむ。
 否、床ではなく真樹の上に倒れこんだ。とろけきった真樹は、掠れた声でずっと俺の名前を呼んでいた。彼の顔の上にぽたぽたと涙が落ちる。すると彼も、生温い感触で気を取り戻したのか、綺麗な瞳をこちらに向けた。

「あ…… あおいくんだぁ……
「っ…… ま、真樹ぃ……っ
「お”ぉ……っ!? あ、がっ!? へ、あ、まんこっ!? まんこ、ぉ”おっ!?

 ずちゅ……っ ぐぐ……っ パンパンパンパンッ パンパンパンパンッ

「うぉ、っぐ、狭い……っこのクソが! いきなり入れんな、っぐ 俺も入ってんだよ、あぁあクッソ気持ちわりいな、なんで兄弟同士でちんぽ、触れ合わねえと、いけねえんだよ、ぐ……っ
「はーーっ真樹 真樹 真樹っ はぁあっ、真樹……っ
「あ、あおい、ぐっ 葵くんっ 葵くんっ あお、んぉ”おっ あおいぐ、ぅううんっ

 ちんぽを抜き差しするだけで、ミチッ ミチィッ と音がする。いつもより妙に狭いと思い、真樹の下腹部を確認すると、平らな腹が不自然に膨れ上がっていた。

「あ”……っ紫苑! お前抜けよ! ふっざけんなてめえっ! ぶっ殺すぞ!」
「てめえの方が後からブチこんできたんだからてめえが抜けよ!」
「お” お”ほぉ…… お、俺のまんこで、喧嘩、すんにゃぁ……

 やはりさっき、首を絞めておくべきだったと後悔する。いや、今からでも遅くない。ボコボコに殴った後で絞め殺してやる。

 そう決めて拳を握りしめると、あたたかい手が重なってきた。

「あ、おい、く……ぅ 葵くん、はーーっ はーー……っ 手、握って、はーーっ はーーっ らぶはめ、してぇ……っ

 白くて細い指が、俺を求めて彷徨っている。ぎゅっと握ってやると、体中の熱が5度くらい上がった。

「ん、ぁ”! あぁあ〜〜……っ

 紫苑の舌打ちが聞こえたと同時に、真樹は目をぎゅっと閉じて足をばたつかせた。何かを耐えるように、「んん"っ」と歯を食いしばっている。


「はーあ、萎えました……もういいや、帰ろ」

 紫苑のちんぽが抜けた衝撃に耐えていたのだ。ぽっかりと開いてしまった真樹のまんこは、寂しそうに俺に食いついてくる。

「……あ、あぅ、あぅう……
「ま、真樹、大丈夫か……?」
「お、俺、イ”って、ない”……っ
「へ……?」


 そういえば、紫苑に抱かれていた時は彼は潮を吹いていなかった。
 メスイキしやすい体質の真樹は、気持ち良くなるとすぐに大量の潮を吹き上げるのに。

「俺、葵くんのちんぽでしか、イ”ってない……っ
「っ……ま、真樹ぃ……
「だ、だから、もお、限界……っんぎ、ぉお”……っ

 ぷしゃあぁぁぁあああああああっ




***




「はい、今日は葵くんの大好きな唐揚げ
「はは、真樹の料理は全部好きだよ」
「何言ってんだよ。肉とご飯以外、あんまり好きじゃねえだろ」

 衣の表面で油が跳ねている唐揚げは、今しがた揚げた証拠だ。
 それが箸から滑り落ちたのは、油のせいではない。真樹には隠していたはずの事を、さらりと言い当てられたからだ。

「隠せてると思ってたのかよ、顔見りゃ分かるっての……でも、栄養的にはやっぱ野菜食わなきゃだし。ほれ、サラダも! あーんして!」
「え……っき、気付いてたのか、いや、びっくりして……」

 ドレッシングで濡れたレタスを口に放り込まれ、咀嚼するために唇を閉じる。

 このシャキシャキとした触感がどうにも苦手だが、真樹が「がんばれ がんばれ」と可愛く応援してくれるから、幸せの方が勝ってしまう。

 黙々と食べ進めていると、悪戯っぽく笑った彼が頬をつんつん突いてきた。


「だって俺、葵くんのお嫁さんだもん






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