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ヤンデレ執事×無知ぼっちゃま2


 パンツに染みまでできている。焦らしながら脱がせてやると、ぼっちゃまは己のおちんちんが勃起している事に気づいたらしい。
 まんまるのほっぺをぽぽっと赤らめ、照れくさそうに「ふむ」と零した。

「おちんちんが、えっちモードだ……南条のおちんちん、見てたからかな」
「私のおちんちんでえっちモードになっていただけるとは、うれしい限りです」
「んん……

 えっちモードになるとここが勃起するのです、とかつて教えたことがあったが、高校生になった今でもそれを覚えているとは、やはりぼっちゃまは賢い。
 薄桃色の先端から、我慢汁が糸を引いている。パンツを追いかけるように垂れるそれ。俺も涎を零さないように気を付けなければ。

「あ、あ、あん…… なん、じょお……
「ふふ、おちんちん同士をこすり合わせるのでしょう?」
「ん、ぁん、ぁあ…… これ、ぜったい、せっくすだ…… すごく、とろとろな、きもち……だし

 むちむち太ももを大きく開かせ、ぴょこんと勃つそこに自分のものを擦り付ける。
 サイズの違う二本を握り、しゅっしゅ しゅっしゅ と扱けば、互いの我慢汁がねちゃねちゃ ねちゃねちゃ と淫らに水音を立て始めた。

「ふ……っ ん、んにっ あ、あっこれ、しぇっくしゅ、せっしゅくらよおぉ
「はあ、はあ、ぼっちゃま、これはセックスではないんです、孕まセックスは、もっとすごいですからっ
「ん〜〜……っ はひっ、はあ、はあ、ぁんっ あんっ ああぁん


 華奢な腰をびくびく震わせ、ぼっちゃまはとろけきっている。ちんこ同士を擦り付けると気持ちいい、と覚えたようだ。大胆に開脚し、へこへこ へこへこ 腰を振り、夢中になっているではないか

「ん、ぅうう これ、せっくすじゃないなら、なんらの、なんらのぉ……
「これは、か・ぶ・と・あ・わ・せ、でございます」
「はううぅぅ…… かぶと、あわしぇ……っくす かぶとあわしぇっくしゅ

 ただの兜合わせも、ぼっちゃまにかかれば兜合わセックスになるらしい 天才でいらっしゃる俺のぼっちゃまは、無知ゆえに無自覚ド淫乱、無知ゆえに無自覚ドスケベ案件をぶちこんでくる事が稀にある。有難い。有難すぎる案件だ

「ぼっちゃま、孕まセックスはもっとすごいです、こんなものじゃないのです」
「ん、ん、んあ したい、はらましぇっくしゅ、したい〜〜
「んー、しかしもう少し、貴方の南条と遊びましょう?」
「やだやだ、はらましぇっくしゅ、したい! したいぃ〜〜……っ


 よだれを垂らしながら、トロットロのアヘ顔で懇願してくる。いつもなら一も二もなく従う俺だが、今回は別だ。
 まだここにいたい。ぼっちゃまと二人きりで、このとんでもなく都合の良い部屋にいたい。あわよくば永住したい。

「うう、南条、しようよ、はらましぇっくしゅ……
「っ、いいえ、まだです、わがまま仰らないで」
「んっ あ、あ、ああっ やだ、やだぁ…… するの、はらましぇっくしゅ、すゆぅ
「いけませんぼっちゃま、っく、わがまま言う子にはこうですよ、こう!」
「んひっ

 ぷるぷるしているおちんちんの根元を、ぎゅっ と締め付けたやった。昔から俺は、彼が悪いことをしたらおしりぺんぺん ではなくおちんちんぎゅっぎゅ を採用している。

「んにぃ〜〜〜〜……っ
「ふふ、ぼっちゃまが悪いんですよ、先日だってコックの東堂とキッチンでコソコソしていたでしょう? あれは許せませんね、聞けばえっちな媚薬入りクッキーを貰っていたとか? しかもその後家庭教師の北乃と保健体育の授業をしたらしいじゃないですか本来は数学の時間なのに! まだありますよ、俺の後輩執事の西国と一緒に入浴したとか! 全部知ってんだからなこの淫乱ぼっちゃま! そして今、あなたの、あ・な・た・の最も大事な執事である俺にわがままを言いましたね? だからこれはおしおきです、はい、おちんちんぎゅーー
「ひぃい はひっ んにぃいい んっあっあっあっあっ ぎゅうって、ぎゅうってしすぎらよおぉぉ


 俺以外のやつに良い顔をするぼっちゃまなど――――……いや、それでも俺はぼっちゃまを愛しているのだが、愛し方が多少痛いものになってしまう。
 しかしぼっちゃまが悪いのでぼっちゃまが態度を改めない限りは俺も変われない。

「らめっらぇえっ おちんちん、びゅーってしたい、はらましぇっくしゅしたい、うう、うぅああん うっ、ふぇ、ぇええん、あっああんっ あんっ
「もっと具体的に言えよ、誰と、どんな、孕まセックスがしてえのか、誰が一番大事なのかっ」
「ふぇ、ふええぇん……なんじょお、南条だもん、うっ、ううっ、南条と、はらませっくす……とろとろで、きもちい、孕ませっくす いっぱい、したいんだもん〜〜っ
「ぼっちゃま はあ〜〜すき ぼっちゃますき すき


 まあ最初から分かっていたことだが、念のために確認しておいてよかった やはりぼっちゃまの中でナンバーワンもオンリーワンも俺であり、他の者などどうでもよいと言っていただけた 鼻水を啜りながらぐずりだしたぼっちゃま おめめがうるうるでかわいらしいぼっちゃま そろそろ潮時だ。さあ、お望み通り孕まセックスをしてやろうではないか。

「さ、ぼっちゃま。では、始めましょう お待ちかねの、孕まセックス
「ん、うん、うんっ はやく、はやく……

 ぎゅっと締め付けていたおちんちんを解放し、俺の手はそのまま、ぼっちゃまの神聖な秘所――おまんこ――へと向かう。
 
 彼も瞬時に理解したのだろう、「はらませっくす、ここで、するの?」おまんこを指でくぱぁ と広げて、甘ったるい声で俺の名を呼んだ


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