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どろどろ甘やかし先輩×不憫平凡2


 ずちゅっ ずちゅっ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ

「んっあっあっあっあぅ 仁くん、あっあっあっ急に、はげししゅぎ、んぅうっ
「ごめんね、桜、俺は怒ってるんだ、わかる?」
「え、あっ、あぅっ スーツ、汚しちゃったからぁ……っ?」

 風呂場は何かと音が響く。僕の声も、皮膚がぶつかる音も、何もかも普通より大きく聞こえてしまう。

「違うよ。富士野に甘すぎる事……お前、どうして彼に優しくするの……?」
「そ、れは……っあ、ん だってあいつ、僕がいないと、他に仲いい奴いないし、んっ んっ
「そっか、でも俺も桜以外、これといって好きな相手はいないよ……ねえ、桜……俺が好き?」
「はぁ、ぅん ん、うん、す、すき、じんくんは、僕のあこがれ、で……っあ、う

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
 ずちゅずちゅずちゅずちゅっ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ

「じゃあ、俺の言うこと聞ける……? ふふ、こら、俺が話してるでしょ、無視してあへあへしないの……こら、桜……
「あっんっあっあ、んぁあ〜〜……っ お、おしり、がぁっ んう、だめ、らめ、立ってられにゃい……っ
「ふふ、だめでしょ、こーら、あんあんしないの。俺の話聞きなさいって……


 仁くんは口調こそ穏やかだが、僕の腰を強くつかみ、揺さぶり、激しく突き上げてくるのだ。

 上体を支えられなくなった僕は、腰だけ突き出した状態でふらふらと前に倒れる。

「もっと俺に体重かけて。俺に甘えろ、桜
「……っう、うん…… あ、っ う、あ あ、ぁああぁん……っふ、深く、入って、くりゅ……っ
「ふふ、良さそうだね。よだれまで垂らして……

 僕が仁くんにもたれかかると、彼は膝を曲げ、そのまま腰を下ろした。

 狭い浴槽に男二人が重なって座り込む。ずぷずぷと彼のちんぽが入り込んできて、たぶん入っちゃいけないところまで、入って、あ、あぅ なにこれ、おかしい うそ、何でこんな状態で、乳首とかっ くにくに、って、するんだ 風呂場に声が響く。僕の喘ぎ声ばっかり、大音量で響いている……っ

「〜〜〜〜っ んぅ、くぅ、ん〜〜〜〜っ
「桜、話の続き…… こら、だからあんあんしないの、聞いて……?」
「っはあ、ん う、うん、聞く、きくけどっ きくけろ、あぅ パンパン、はげししゅぎて、あっ んぉっ
「そんなに激しくしてないよ…… もう、敏感だなあ、桜のおまんこ……
「仁くんがつくった、おまんこ、れしょお……っ
「ふふ、そうだったね……

 耳の中に舌が入ってきた。れろれろくちゅくちゅ、えっちな音が鳴っている。

 舐めながら、鼓膜のすぐそばで囁いてくるのだ。「桜、俺のこと好きだよね……?」おまんこへの刺激は依然強いまま、パンッパンッとえっちな音が響いているまま、にもかかわらず、しっかりと聞こえるウィスパーボイスで

「ねえ、桜……
「う、うん、しゅき、しゅきぃ……はぁああん……んぅう……
「はあ、はあ…… そっか、なら、俺の言う事、聞けるよね……
「うん、ききましゅ、何でも、ききましゅぅ……っ


 そういえば昔富士野が、「仁が耳元で囁いてきたら気をつけろ」と言っていた。
 あいつは桜を洗脳して監禁する気マンマンだから、なんて――僕はあの時、富士野に失望したものだ。いくら気が合わないからといって、仁くんになんて失礼な事を、と。



「桜、おしっこするところ、見せて……



 何が洗脳だ。万が一彼が僕を洗脳しようとて、僕はそういうのには引っかからない。

 僕はこれでも、しっかりしている方なのだ。一応長男だし、むしろ、情緒不安定な富士野の方が危ないと思う。

「は、はい、おしっこ、しましゅ……
「うん、いいこだ…… 上手にしーしー、できるかな…… はあ、はあ……っ
「できましゅ、しーしー、しーしー……

 仁くんは僕の顔を舐めながら、ちんぽをやさしく支えてくれた。「がんばれ、おしっこ、遠くまで飛ばせるかな……」ほら、応援までしてくれている

 彼が僕に危害を加えるなんて、あり得ない事なのだ



***



 しょろろろ…… ぷしゅ、しょろろろ……
 
「んっ…… でた、おしっこぉ……


 自分の放尿をまじまじと観察するなんて、滅多にない事だ。
 意外にも沢山出るんだなあ、とか、最初は勢いよくでるけれど、だんだん量が減ってくるとこんな感じなのか、とか。新しい学びを得た 仁くんに感謝だ

「はあっはあっ…… 桜、上手におしっこできたね、ああ、いいよ、ふふ、におい、するね……
「あ、仁くんの手に、おしっこが……ご、ごめんなしゃい……
「いいんだよ、僕は桜の事がだいすきだから、桜のおしっこもだいすき……
「仁くん、んぅ……ん、ちゅ……っはあ、はふ、はふ……っん


 えっちなキスをしてもらいながら、僕はおしっこで濡れた床をシャワーで流そうとする。だが仁くんはむっとした顔で、唇を軽く噛んできた。
 そんなことしちゃだめでしょ、と目で訴えてくる。

「ん、そ、そうでした、おしっこ流しちゃ、だめでしたぁ……
「そうだね、いいこだ…… さあ、桜、おまんこの続きがしたいよね?」
「したい、れしゅ んぅ、はい、おまんこ、してください おまんこ、僕の、おしっこのついたおまんこ……

 床に膝をつき、おまんこをくぱぁ と広げる。仁くんが作ってくれたおまんこだから、彼のちんぽとの相性は抜群なのだ

「は、はふ……っ ん、あぁああ……っ ああぁあんっ あ、ん、ああっ き、きたぁ、仁くんの、でかちんぽぉ、でかでかちんぽぉ……っ
「ああ、そうだよ、桜、激しくするよ……っ
「ん、ぉ お、っ…… ……っ〜〜〜〜っ……

――――お、大きいっ 圧迫感が、しゅごい……っ 後ろから、押しつぶされそう……っ

「あ……っが……っ」 
「はあ…… ふふ、桜は俺のお嫁さん、だよね……?」
「えっ……ん、ぉああ……っ

 パンッパンッ パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

 僕は仁くんのお嫁さんだったのか? いや、でも僕は男だし「お嫁さんだよ」そうでした 僕は仁くんのお嫁さんでした

「お嫁さんおまんこだから、中出ししてもいいよね……?」

 パンッパンッパンッパンッ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ
 パンッパンッパンッパンッ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ

「も、もちろん、でしゅ…… あ、あぅ、あん、あんっ あん、あぁあん……っ
「じゃあ、おまんこの奥に精液が届くように、しっかり、たっぷり、種付けするね……
「は、はひぃ ん、んあ、んあ、んあ

 ず……パァんッ パンパンパンパンッ パンパンパンパンッ パンッパンッ パンパンパンパンッ


「ん…… はあ、出すよ…… はあ、旦那様の精子くださいって、言わなきゃでしょ、お嫁さんなんだから
「くださいぃ 仁くんの、旦那様の精子っ ん、あ ください、おまんこに、かけてぇ〜〜……っ
「うんうん、一生懸命孕む?」
「はらむっ いっしょうけんめえ、はらむぅ〜〜

 パンパンパンパンッ パンパンパンパンッ

 どぷっ びゅるるるっ びゅーーーーっ

「あ……っあ、あ……っあ、ん〜〜〜〜っ
「はあ…… こら、精液こぼしちゃだめ、全部おまんこに入れなさい……
「ひ、ぅあっ 量、しゅごっ まんたん、でしゅっ

 穏やかな顔してものすごい量の精液だ さすが僕の憧れの――否、旦那様の仁くんだ。精力も桁違い

 しかし僕のおまんこでは、とてもじゃないが全てをごっくんできない どうしても零れてしまう 逆流して、ぷしゅ と音を立てて、おしりの外に出て行ってしまう。

「こら、桜…… 精液、溢れてきてるよ。だめでしょ、ちゃんとおまんこヒクヒクさせて、飲み込まないと」
「だって、無理れしゅっ うう、ぁんん……っ
「俺の作ったおまんこにケチつけるの? 頑張れるよね、桜……?」
「うん、がんばゆぅ……っ ん、ひくひく、させゆぅ……っ

 おしりに力を入れてみるけれど、かえって精液がこぼれてしまう。
 どうしたらいいか分からなくなった僕は、仁くんのちんぽを深くまでハメて、精液が零れないようにすることにした

「俺のちんぽを蓋みたいに…… ふふ、しょうがない子だ、桜……
「ん……っく んぅ……あっ仁くん、パンパンしたらだめ、精液こぼれちゃう……
「こぼれた分を、もう一回注いであげるから……っん、はあ……

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
 
 彼は富士野のキスマークを上書きするように、僕の全身に舌を這わせている

 僕もそれを真似て、彼の首筋に吸い付いた。
 仁くんはとても喜んでくれて、「いいお嫁さんだね」と、とろとろの瞳で褒めてくれたのだ




 翌朝、仁くんが僕のぱんつに顔を埋めて腰振りオナニーしていたけれど、あれは多分幻覚だ。






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