▼言葉責め生徒会長×淫乱教師
言葉責め生徒会長×淫乱教師
「これでよし、と」
絆創膏を貼り付け、剥がれないように指先でぎゅっと押す。
「ん……」
ツンと勃起した乳首の感触が、人差し指の腹に引っかかる。薄いガーゼごときでは誤魔化せないらしい。突起をつぶすように押すと、先生は目を瞑って唇を噛んだ。
「ふふ、感じてます? 生徒にチクバン貼られて、薄暗い生徒会室でこっそりいやらしい事して、いけないなぁ、あんまり興奮しないでくださいよ……せっかく貼ったのに、そんなにビンビンになったら意味ないじゃないですか、はあ、変態教師ですね……ほんっと、雪野先生って淫乱で変態ですけべでケツマントロットロで乳首ピンクでどうしようもないですね」
「……っ」
事実をつらつらと述べるだけで、先生は太ももを震わせた。こうやっていじめてやると、すぐにもじもじしちゃってかわいい。
普段は教師らしくキリリとしているくせに、こういう雰囲気になるとすぐこれだ。俺が手綱を握ってやらないと、他の生徒にも食われるんじゃないかと心配になる。
「ね、雪野先生? なんで絆創膏貼られたか分かってる?」
「そ、それは……僕が、すぐ乳首、ぼ、ぼっき、しちゃうから……」
「そうだよ。勃起乳首がシャツから透けて、それをいやらしい目で見る生徒がいるからです。まあ、あなたはド淫乱なのでそれで興奮してるのかもしれませんが、俺としてはたまったもんじゃない」
現に何度か、小耳に挟んだ事があるのだ。
雪野先生で抜いた、雪野先生の乳首がエロい、雪野先生のスラックスのケツの部分がピチピチでやばい、エトセトラ。
俺は生徒たちの模範たる生徒会長として、学校の風紀を乱すスケベ教師を見過ごせない――――そんな理由で彼に近づいたのだが、まんまとハマってしまった。
「なんですか、その目。期待してる?」
「ち、ちがう…… なあ、霧島、やっぱりこういう、え、えっちなのは、いけないと思う」
「はぁ? いけないのは先生のドスケベボディでしょ? すぐぐちょぐちょになるおまんこでしょ? いつでもどこでも勃起する乳首でしょ? ほらほらほらほら、言葉攻めで気持ちくなってもじもじしちゃう太ももでしょ? あーーあ、お股の部分濡れてません? なんかスケベな匂いがするし? 何で俺が悪いみたいになってんですか? お股濡れ濡れの状態で生徒を責めるとか、恥ずかしくないんですかぁ?」
「……っ 〜〜〜〜っ …………き、きりし、まぁ…………っ もうやめて……っ」
やめて なんて目を潤ませながら言っているが、これは言わずもがな、もっとして という意味だ。
「ふふふ、今日は何もしないですよ」
「え……」
すけべな発情臭をぷんぷん漂わせていた先生は、きょとんとした顔で俺を見る。やはり期待していたのではないか。
「だって先生、知ってます? 最近ね、先生を性的な目で見る生徒が増えていて……俺は嫉妬でどうにかなりそうなので、やつあたりです。何もしないというおしおきです。堪えるでしょ」
「えっ? せ、性的……? 霧島以外の生徒が、僕を……?」
「ッチ、やっぱり気づいてねえのかよ」
実際に行動を起こす生徒は今のところいないが、思春期の化け物共の脳内で先生があらぬことをされていると思うと、それだけで腸が煮えくり返る。
だから俺は、彼に証明してほしいのだ。
「これ、明日の授業中、ハメててください」
「こ、これ、アダルトグッズじゃないかお前っ未成年が何でこんな!」
「それハメて、スケベ臭を漂わせずに一日乗り切れたら、めっちゃくちゃに抱いてあげますよ」
ピンク色の小型ローターを手に持ち、真っ赤な顔でぷるぷるする雪野先生。ちなみにローターには俺の精液を塗り付けてあるから、実質俺と生ハメするようなものだ。
「授業中、ビックンビックンしちゃだめですよ? そしたら先生を性的に見る生徒がもっと増える。それとも、生徒たちにそういう目で見られたいんですか……?」
「……っ」
「いつも通り、澄ました顔で授業して? そして、証明して? 俺以外の前でメス顔晒さないって。生徒たちから、“えっちな雪野先生”じゃなくて“まじめで堅物な雪野先生”っていう評価をしてもらえるように、がんばれますよね?」
幼い子供に言い聞かせるようにすると、先生はとろんとした瞳を彷徨わせた。
「い、一日、ハメてたら……めちゃくちゃに、してくれるんだよな……?」
本当にこの人は、どうしようもない淫乱教師である。
「ええ、もちろん。俺以外の生徒を誘惑しないって、証明できたらね」
「ん…… が、がんばる……」
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