2
年下ヤンデレわんこ×平凡先輩2
――――こいつが、俺のぱんつを……
フィットして気持ちいいと思っていたぱんつが、気味の悪いものに思えてきた。だが脱ぎ捨てるわけにもいかない。これから電車に乗って帰るのに、ノーパンになる勇気はない。
「あは……もう、さすがに笑っちゃいますよ、まじで気付かないんだもん。俺結構ヒントあげてましたけど」
「なんで俺のぱんつ、か、返せよ、今までの俺のぱんつ返せ!」
「ありゃ、先輩すごい汗。冷や汗? せっかくシャワー浴びたのに、あーあ、新品のぱんつが汗で湿ってる」
尻を鷲掴みにされて、全身が嫌な感じに硬直した。
「ぁ、や、やめ……っ」
「ふふ、もう一回シャワーで汗、流しましょう?」
「え……っいい、いいって、辻川、離して」
「遠慮しなくていいすよ! 先輩のかわいい包茎ちんぽの皮の中まで洗ってあげます」
「ひいっバレてる」
辻川も含め、他の部員が皆ズル剥けだから隠していたのに、バレていた。
子供みたいなちんちんが恥ずかしくて、着替えの時間はいつもどきどきしていたのに――ああ、しまった、己のちんちんに気を取られてしまった。狭いシャワー室のドアが閉まる。
「先輩、ふふ、よろしくお願いしぁーす!」
「し、しぁす……じゃない! おい! ふざけんなこのっあっ、やめろぉ!」
体育会系に特有の元気な挨拶をされると、うっかり返事をしてしまう。朗らかな顔と無茶苦茶な行動のギャップに頭がついていかない。
慌てふためくので精一杯の俺は、履いたばかりのぱんつを脱がされそうになった。
「脱がないと、ぱんつ濡れちゃうっすよ」
「う、うう、なんだよぉ……お前、俺の事きらいなの?」
「は? だーーーーーーーーいすきに決まってるじゃないですか! だからこういうことすんの! 先輩ばか? カワイイっす、すき」
「は!? だって、う、ぅう、きらいだから、ぱんつ盗むし、お、俺にいじわるする……ううっ」
なぜ俺は後輩にこんな事をされなくてはならないのだ。情けなくて涙が出てきた。
だが悔しい事に、体格もパワーも彼には到底敵わない。もう他の部員たちは帰ったとはいえ、頭と足が丸見えのシャワー室だ。万が一誰かが通ったら、俺たちはどういう目で見られるだろう。
「あ……や、いやだっ」
「はあ〜〜……皮被ってる、小さい子供ちんぽ……」
「んぃっ!? い、痛いっ……っ、うう、ひっぱるなぁ……っん〜〜……っ」
人差し指と親指で、きゅうっと摘ままれてしまった。痛気持ちいい感覚に、思わず腰が震えてしまう。
「はは……っ へえ、これが先輩のちんぽ…… 俺が小4の時くらいの感じっすね」
「見るな、見るな見るな、うう、見るなぁ……っ」
「せて、どうしてやりましょうかね 先っぽこすこすします? それとも、タマがいいです? あはは、小さいので触りにくいっすね!」
「んぎ、く、屈辱……っぁ」
皮を、剥かれてしまった――――
非常に不本意だが、我慢汁も出てきてしまった。ぬるついたそこを、彼は指でくすぐるように触れてくる。
「あ あ あ……」
「うーん……ちんぽは触りにくいんで、まんこにします!」
「へぁ……っあ! あ、あ! ぇえっ!? そ、そんな、ところぉ……っ」
最近忙しくて抜いていなかったせいで、敏感になっている。彼は憎きぱんつ泥棒だというのに、所詮男はちんちんには逆らえないのか、屈服しそうになっている。
「あはは、ちんぽ小さいのにケツはまあまあでかいの、えっちだなあ おっ まんこもちゃんとトロトロっすね、先輩、いいこいいこ」
「ぅ、ぉ……〜〜〜〜っ ん〜〜〜〜っ ぁ……〜〜〜〜っ」
「はあ、はあ…… 匂いも、いいっすか…… はあーーっ はあーーっ」
「ひっ やだ、やだ、やめろ! やめろって言ってんだ、ぁ なにこれ、な、舐め……って、ぁん……」
じゅるっ ちゅぱっ じゅっ じゅるるっ
シャワーの流れていないシャワー室で、くちゅくちゅという水の音が嫌に響く。俺は足が震えて滑りそうになったが、辻川が腰をがっしりと支えているせいで、転ばずに済んだ、が――――
「先輩のぱんつと、同じ匂い、同じ味……」
「あ、あひ……っ う、うう、ちがう、俺、彼女欲しいもん、ほもじゃないもん……っ や……っ やぁ…… ぁんん……っ」
「はぁーーっ はあーーっ ふーーっ ん……いい匂い、あーーいきそう……先輩、せっかくだし、まんこの中に……」
「んなぁっ 何がせっかくだ、あ、ぁあ、ぅあーーっ……っ」
ずぷん……っ
「んぉおっ!?」
ずちゅっ……
next→