2

堅物童貞×淫乱処女♂2


 約束の7時間後まで、あと20分を切った。

 僕はとっくにオナニーをやめ、ごろごろと微睡んでいた。途中、おやつを食べたりゲームをしたりもした。

 圭は何が面白いのか、そんな僕をずっと見ている。たまにトイレに行って20分くらい帰ってこないけれど、それ以外は飽きもせずにひたすら僕を見ていた。


「まこは本当にかわいいな。勇気を出して告白してよかった」
「あ、わ……っね、ねえ、まだ時間じゃないよ、どうしたの圭」
「準備だ、準備。大丈夫、まだしないから」
「……別にしてもいいけど……っ

 後15分。

 少しそわそわし始めた僕を、圭はぎゅっと抱きしめた。辺りが暗くなったからって余裕ぶっている――と思ったが、その耳は真っ赤だったし、僕の顔を見るのが恥ずかしいのか、目線を泳がせていた。

 こういう純粋な姿を見ると、どうにもからかってやりたくなる。僕は目を瞑り、ベッドにうつ伏せで寝転がった。

「まこ?」
「ん〜〜……いっぱいオナニーしたから、ねむいな……」
「あんなにしたいしたいって言ってたのに、相変わらず気紛れだなあ」

 美丈夫の大男が僕に振り回されている図は、非常に気分がいい。僕は本当は今すぐえっちがしたくてムラムラしているが、眠たいフリを続けることにした。

 背中に温かい重みを感じる。背中をぽんぽんされているのだ。ちょっとだけキュンとしたけれど、この程度ではキュンイキしない。
 僕はちらりと目線だけ時計に目をやる。後10分。

「でも、まこが眠いなら……今度でもいいよ。俺はまこの寝顔を見ているだけで幸せだから」
「……っ
「まこ?」
「なんでもない……


――――うう、おしりおまんこムズムズしてきた……っ でもこれくらいじゃ、キュンイキしない…… さっきのはたまたまだ。
 彼に悟られないように、おしりをゆるく振る。むず痒さを払拭するため、下半身を布団にこすりつけるよう、こっそり動かす。

「……後5分だけど、まこ、寝る?」
「う、うん……寝ちゃおうかな、でも圭がどうしてもって言うなら」
「わかった、おやすみ」
「えっ」


――――おかしい、こんなはずでは……!

 僕がベッドで寝ているからか、圭は床の上に寝転がった。薄目で伺うと、デジタル時計を見つめていた彼と目が合う。

「誕生日……あと3分だな」
「う、うう、圭、あの、その……」
「プレゼントは明日一緒に買いに行こう。その、で、デートだ」
「う、うう、えっち、しろ! えっちしろぉ、この堅物、くそまじめ、あほ、あほ、えっちしろぉ〜〜っ!」


 どうして僕の方からこんなに誘わなくてはならないのだ。
 彼の方から告白してきたくせに。彼の方が先に僕をオカズにしていたくせに。紳士ぶっているけどガチガチに勃起しているくせに。僕の寝顔で抜く気マンマンだったくせに。


「後2分、寝るなばか、えっちしろ、しろぉ……っ僕、眠たいなんて嘘、圭とえっちしたい、いっぱいえっちしたいっ」
「ま……っまこ、俺も」
「わ、ぁ、あうっ…… ん、や、やっとその気になったぁ……

 パンツを雑に脱がされて、四つん這いにさせられる。初めてのえっちはバックらしい 獣みたいにガツガツと激しいえっちをされるのだ……
 
 どきどきして、おまんこの疼きが大きくなってきた……

「あ、あっ……あと、1分だよ、ん、まだ、だよ、お前が決めたんだろっ」
「すぐ入れられるように準備してるだけ」
「……っ〜〜〜〜 おちんちんが、ぴとって当たってる、感触が……ぁ……あ……

 時計が進むのが遅い。45、46、47、48、一秒ずつ進むモニターを二人して凝視する。

「ん……あう、んぅ…… 圭の、おちんちん、あつい……
「まこ、いきなりでも大丈夫だよな。はあっ、とろっとろにほぐしてたもんな、さっき」
「ん…… おまんこ、いつでもハメハメできるように、した……っ
「っ……
「あ、ん こら、フライング ああ、あっ まだあと6秒、はあ、あっ……
「いれてない、軽く当ててるだけっ
「た、たぶん、おちんちんがむくむくしてるからっ びくびくって、してるから、あ、ん、勝手に入ってきてるんじゃ、あ……っ!?


 ずちゅ……っ

 時計は、0:00と1秒。




***



 
 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

「あっ んあっ あっ あっ んっひいぃ はあっ あっ ああぁあ〜〜〜〜っ

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

「やっ ひぁっ ん、ぉ ん、ぉ、おっ お、まんこ、らめ、らめ、おかひいっ おかひく、なりゅっ いきなり、はげしいの、らめっ……あ、あっああぁあぁ〜〜〜〜っ


 ほぐしたと言っても、せいぜい僕の指で弄ったくらいだ。はじめてはディルドやローターじゃなくて圭がよかったから、僕はこんな大きいものに慣れていないし、ここまで大きくてガチガチで熱々でねちゃねちゃだとは思っていなかった

――――これが、圭のおちんちん…… マックス勃起のつよつよバージョン…… ずちゅずちゅって、おなかの奥を引っ掻き回されてるみたい……っ 

 ぐちゅっ ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ
 ぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっ ず……っぱぁん


「う、あ ごめ、なしゃ ごぇんなしゃ、あうっ あっあっ圭の事、ばかにしてごえんなしゃっ
「はあ……っ はあ……っ
「あ、ぁあっやぁあ おこって、ゆ? んっ 怒ってゆれしょ、あんっあんっ やだぁああいくっいくの、うう、いっちゃうの……っ
「はあ……っく、……はあ、はあっ……はーーーーっ……
「なんか、しゃべってようっ あっ あっ おちんちん、も、ちょっと、小さくしてっ はあ、おまんこが、あっあっ、ほんとにおまんこになっちゃうよ、圭のおまんこになっちゃうよ、あうっ んんっ はあ、だって、だってぇ〜〜……っ

 熱い吐息だけは首元にかかってくるけれど、この態勢だと顔が見えないし彼は無口だし、ただ、ものすごい勢いのおちんちんだけが、雄弁に語りかけてくる……っ

「もう圭の以外、ハメハメできないくらい、おまんこ広がりゅ…… ん……っ圭、きもちい……?」
「はあっ まこ、まこ……
「あ、びくってした ん、そっか、きもちいいんだね、んっんぅ、はふ、はふ……っ じゃあ、僕の事、今日ずっとえっちな目で見てた?」
「……っ
「あっ すごい、むくむくって、あっ そっか、へへ、やっぱりえっちな目で見てたんじゃあんっ あんっ うう、おちんちんの言葉、分かるようになってきたぁ……

 彼は多分余裕がないのだ。余裕がなくなるとべらべら喋ってしまう僕とは対照的に、彼は追い詰められるととことん黙る。幼馴染だから知っている事。それにしても、黙り込むくせに体は良く動く トンネルでも作りたいのかってくらい、ほじくってくる

「あぁああん……っ 圭、えっちな僕、すき……?」
「っく、……っ まこ、すきだ…… お前で精通した……っ 夢精も、いつもお前……っ ごめん、喋る余裕ない、まこ、まこ、まこ……っ
「ああっ はあーーっ んぁーーっ あっあっ はあ、しゅっごい しゅっごい、きもちよくなってきた、ああっあんっあんっああぁあんっ

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
 どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ


「んっ いいよ おちんちんとおまんこで、お喋りしよ……


 びゅるるるっ びゅーーっ どぷっ…… どぷっ……

「あ……っ っひぃ〜〜……っ

――――なにこれ、中出しってこんなに、どくどく注がれてる感じなの……っ

「ん……〜〜〜〜っ 圭、圭の精子、じゃぶじゃぶ来てる……んっ〜〜〜〜
「まだ、っく、でる……っ
「僕のために、いっぱい溜めてた、圭のざぁめん…… あっ ひ、しゅごっ 射精しながら、パンパンできるのっ!? あっああぁああんっ

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

 ぱちゅんっ ぱちゅんっ ぱちゅんっ ぱちゅんっ


 奥手な彼のために僕がリードしたやろうと、いろいろ調べてきたのにっ
 そんな必要は全くなかった むしろ僕は今、着いていくの精一杯だ。精一杯、彼の精液をおしりおまんこで飲んでいる。もしかして精一杯の精って精液がいっぱいってことかな、ああだめ、頭が変になる……


「い……っくぅ…… 圭、けい、ああっ いく、いくぅ
「はあ、まこ……っ 誕生日、おめでとう……っ
「ひぅっ
「あ、あいしてる……まこっ
「〜〜〜〜っ



 またもやキュンイキしてしまった僕は、ビックンビクン震えているイキまんこを、圭のおちんちんに押し付ける事しかできなかった





 ←index ←home


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -