つよい優等生×年上ヤンキー

つよい優等生×年上ヤンキー


※ほんのりモブ姦要素アリ



 久々に登校したら、靴箱が埃をかぶっていた。
「げ」と声を漏らすと、背後でくすくすと男の声。

 振り返ると、「花川先輩、ですよね」どうやら俺のことを知っているらしい。そいつはいかにも優等生といういけ好かない面で、口元を手で隠し、優雅に微笑んでいる。


「僕は二年の加賀美です。あなたのお世話係を任されました」
「……あ?」
「生徒会長として、学校から留年生を出すわけにはいきませんから。よろしくお願いしますね」


 そういえば、あと数回授業をサボれば留年すると言われたような、言われていないような。
 仮に出席しても、成績が悪かったら留年するとも言われたような――という事は、結局留年するのか。


 ならばこのまま教室に向かうのは馬鹿らしい。そう思い、俺は靴箱に背を向けた。

「どこに行くんですか、教室は反対側ですよ」
「うるせえ、ついてくんな」
「でも僕は先輩の飼育係……いえ、お世話係ですから」
「オイ今なんつった!」


 大股でスタスタと歩いているのに、こいつは涼しい顔でついてくる。ムキになって走ってみるが、それでも平然とついてくる。「足の長さの差ですね」「ぶっとばすぞ」

 だんだん息が上がってきた。一体何なのだこいつは。教師受けのよさそうな優男のくせして、そこらのヤンキーよりも肝が据わっているではないか。

 ああ、もうだめだ、そろそろ我慢の限界が近い。

「はあ……っ、いい加減にしろよ、このストーカー野郎!」
「花川先輩、どうして学校をさぼるんですか? 他にやりたい事でも?」
「は……っ、別にそんなんねえよ! 学校はつまんねえから嫌いなだけ! これ以上付きまとって来たらぶっ殺す!」


 へらへらへらへらしやがって、癪に障る男だ。同類以外には手を出さないと決めている俺だが、これ以上は我慢できない。
 決めた。次にこいつが舐めた真似をしたら、顔面に一発入れてやる。


「つまらない、か……じゃあ僕が、楽しませてあげますよ


 追いかけてくるだけだった加賀美が、初めて俺に触った。手首を掴み、軽くひねりを入れてくる。

――――うそだろ、力強すぎ……! なんだこいつ、隙がない! 反撃できない……!


「学校で楽しい事、しましょう。せーんぱい




***




「た、楽しい事ってぇ……っ せっくす、かよぉ……っ


 てっきり教室に連れて行かれるのだと思っていたが、行きついた先は生徒会室だった。

「はいっ あはは、花川先輩よだれまで垂らして…… 楽しそうで何よりです
「んっああっ あ、うっ や、やめ、やめりょぉっ んぉっ んぉおっ

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
 どちゅどちゅどちゅどちゅっ パンッパンッパンッパンッ


 今は学園祭の準備期間らしい。そのせいか生徒会室には、実行委員の連中が十数人、机を囲んで打合せをしていた。

 そして俺はその机の上に担ぎ上げられて、加賀美に押し倒されて、せ、セックスを、しているっ 実行委員たちに見られながら、せ、セックスを、しているってどんな状況だこいつやっぱ一発殴るっんぁあああああぁあぁああっ くそっ くそっ 相変わらず隙がねえっ

「は、ぁっ く、くっそぉっ てめっまじで許さね、ぇえぁんっ あんっ……っく、そ、がぁああぁああんんっ
「こら先輩! 声が大きすぎますよ。会議の邪魔でしょう」
「そう思うならてめっ んぁっ パンパンすんなこらっあっあっあっ


 実行委員も実行委員で、「大丈夫ですよ、良い感じのBGMになってます」じゃねえだろっ 平然と会議を進めるなっ 異様な状況を無視するなっ 今議題にあげるべきは学園祭じゃなくてここでブチ犯されている俺だろうがっ

「ぐ、ぅ、うぁあ……っ っく、くそおっくそっくそっくそっ
「はあ…… 先輩のおまんこ、狭いですね…… はあ…… あ、僕のちんぽが大きいのかもしれないですね
「こっの野郎いちいちむかつくやつだぁああんっ あっ おっ おっ おっ おっ んぉおおっ
「ふふ、おまんこ楽しくなってきたって? それはよかった
「んな事言ってねえ〜〜〜〜っ、くぅ、んぅ〜〜〜〜……っ


 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
 ぱちゅんっ ぱちゅんっ ぱちゅんっ ぱちゅんっ

 学校側はなぜこんなサイコ野郎を野放しにしているのだ。留年候補の俺よりもよっぽど問題児ではないか。こんな衆人環境で、せ、セックスをおっぱじめるやつなんて、あっ

 パンッパンッパンッパンッ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ
 どちゅどちゅどちゅどちゅっ ぱちゅんっ ぱちゅんっ ぱちゅんっ ぱちゅんっ


 こうなったらシカト作戦だ。徹底的に無視してやる。
 そうすればそのうち飽きてやめるだろう。俺は唇を口の中に折り込み、何とか声を出さないように堪え始めた。

「……〜〜〜〜っ……っ ん、く……っ〜〜〜〜ぅ はぁっ、ん……〜〜〜〜っ
「あれ……? 喘がなくなっちゃった。楽しくなくなったのかな、ならもっと、楽しんでもらえる、よう、に……っと
「んひぃ、んぎっ んぎっ…… んお、おっ……!? んぁあああああああぁぁぁぁっ


――――や、やばい、そんなところ、そんな奥、ゴリゴリ、するとか……!


「会長、このクラスの出し物なんですが」「あれ、何か不備でもありました?」不備でもありましたぁ? じゃないっ 今すぐ、腰振りを、やめろっ くそう、堪えようとしても声が出るっ 

 こうなったらこいつのちんぽ、引きちぎってやるっ ケツの中で絞め殺してやる……っ


「ん、ぅ…… っく、ん…… はあっ……はあっ どうだ、はあっ キッツキツだろっ はあ、抜けるもんなら抜いてみ、ろぉっ
「あーー すっごいですね、いいですよ花川先輩 すごく気持ちいいですっ はあっ 激しくドツきたくなってたっ
「な……っ この、状態で、ばかっやめろっあっあっ……! ひぃっぁああああ…………っ…………っ…………

 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

 ずちゅずちゅずちゅずちゅっ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ ずちゅずちゅずちゅずちゅっ


 キッツキツに締めた状態で、そんなに激しく抜き差しされると、ケツが……っ 「おまんこですよ、花川先輩」「うっせ、あっあっ

 会議の資料を読みながら、余裕たっぷりの顔でパンパンしてくる。むかつく、むかつく、むかつく、むかつく

 くそう、これ以上締めたら反動で俺の方が気持ちよくなっちまう なのに、勝手に締まっちまう、クソがぁあ……っ

「おまんこって言った方が楽しいですよぉ」
「んぅう……っうるせええぁあっ
「言え」
「あひぃっ お、おまん、こぉ……っ


――――何という威圧感……! 思わず、お、おまんこなんて淫語口走っちまったじゃねえか……っ!


「っく……っ くぅぅん……っ
「えっちな言葉、沢山言いましょう? その方が楽しいです
「い、言うかばかっ……っ……んぅ……んぅう〜〜〜〜……っわかった言う! 言います! あっんっあっんっ お、おまん、こぉ……っ まんこ、まんこ、まんこぉっ これでいいだろ、っくそぉおおおっ


 加賀美はずっと爽やかな笑みを崩さない。顔だけ見ていたら、まさかセックスしているとは思えないほどの爽やかっぷりだ。

 そのくせ妙に眼光が鋭くて、この俺が思わず従ってしまうくらいには、迫力がある……っ


「あはははは、楽しいなあ。ねっ先輩
「そりゃお前は楽しいだろうよ死ね死ねばーかあっあっんっあっ うう、うそ、うそでしゅ、俺も楽しいでしゅ、んっあっだからドチュドチュやめてぇええ……っ


 パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ

 シコッ…… シコッ…… シコシコシコシコッ


「な、なんだ、シコシコってぇ……あっ…… うそ、そんな、こいつらぁ……っ


 実行委員の連中が静かだと思ったら、全員俺を見てオナニーしてやがるっ 俺を、オカズに……っ


「あ、あ、やべ、あっいく いく、いくっあっ……


 びゅるるるるるっ びゅーーっ


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