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イキリ高飛車上司総受け2





「おや、もうお昼休みですか。誰かこれ、チンしてください」

 電子レンジすら使いこなせない主任を、四宮がデレデレした顔で甘やかしている――その時だ。
 扉が勢い良く開き、経理部部長が乗り込んできたのは。


「早乙女くん! どういうことだね、君!」

 部長は額に青筋を浮かべ、かつてない剣幕で早乙女主任に詰め寄っている。その手が握りつぶしている書類は、大きさからしておそらく請求書だ。


「部署の経費でなんてものを購入している! 我々に喧嘩を売っているのかね!?」
「えっと……私、コキ棒たちの射精管理用品くらいしか購入していませんが……」
「コキ棒!? わけのわからんことを言うな!」

 媚びマンしては甘やかされ、というチョロい人生を送ってきた主任は、こんな風に怒鳴られるのが初めてなのだろう。いつも強気な声が徐々に小さくなり、震えてしまっている。


「う、うう……ふぇ……ふぇえん……」
「メス泣きするな! 泣きたいのはこっちだ!」
「う、うう……何とかしなさいぃ……ひっく、コキ棒たちぃ……ふぇえん……私を守りなさいぃ……」
「な……っ部下に頼るなど! 情けないと思わないのか!?」


 怒り心頭の部長、困惑する部下たち、そしてぐずぐずと泣きながらも、温め中の唐揚げ弁当の香ばしい香りが気になるのか、そわそわしている主任――――チン! と軽快な音が鳴ったと同時に、俺はひらめいてしまった。


「とにかく、始末書を書いてもらうからな!」
「……待ってください、部長」
「ん? 三吉か、お前も残業時間が多すぎ……な、なぜ下半身を露出……っ射精管理されているのだ!?」


 この部署では、ミスをした者には罰が与えられる。


「主任をそんなに責めないであげてください。うちにはうちのルールがあるんです。ミスをした者への、ルールが……」


 部長の意識が俺に移った事を良しとして、ちゃっかり唐揚げを頬張っている主任に目をやる。
「はふっはふっ……あちゅっ……」俺の視線に気づいた彼は、弁当を奪われまいと慌ててかきこみ始めた。しかし喉に詰まったのだろう、四宮に背中を叩かせている。


「はふ……っはふ……っけほ、けほ、ごくん……」
「ねえ、そうですよね、早乙女主任……いや」

 さすがに状況を察したのか、彼の顔はみるみるうちに青くなった。


「ちんコキ穴さん……




***




「お”ぉ”お”お”ぉ”……っ!? んぉ”っほぉおお……!?


 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!


「お”ぉ”!? んぉお”!? んぁあ”っ まんコキ棒の分際でぇえっ!? っほぉ っほぉ
「はあっ…… はあ……っ はははははっ やっとだ、やっと思う存分ブチ犯せる……っ
「んぁあっ ふぁああんっ やだっやだぁっ このぉ……っまんコキ棒……ん、ぉ、お”ぉっ 3号っ! んぃ……っ〜〜〜〜コキ棒が、ご主人様に逆らうなどぉ……っ 許ひまひぇんっ 許ひまひぇえええんっ
「はぁ? 誰がコキ棒だ、はっ……ははっ……まだ分かっていないようです、ねっ……!」
「おぐぅ


 ズプン……ッ! ドチュッ……! ドチュッ……!

 ドチュンッ……!


 非力な早乙女主任は、わざわざ拘束するまでもない。うつ伏せにして押し倒し、唐揚げの油が付着した口元をフローリングで拭いてやる。

「ん”ぶぶぉ! ん”ぶぶぉお”っ!」
「ははっ、おくちキレイになりました……ねっ!」
「んごぉっ


 散々虐げられた俺のちんぽは、すでに精液を垂らしていた。彼のまんこをド突きながら、清流のように淀みなく、流れ出てくる。

 ドプッ…… ドピュッ…… ビュルル……ッ


「ふぇえん……っびぇええええ……っ やだぁあっ 私がっうぇ、ひぐっ、ぼくが上司らもん”っ 部下は全員、ぼくのまんコキ棒ら”もん”っ 逆らうにゃっ まんコキ棒は黙って、僕のまんこ、を” ぎもぢよく、してりょぉ……っ
「はーー…… はーー……っ
「んひぃ


 主任が俺にだけ厳しかった理由。それは、彼は俺の巨根を恐れていたからだ。

 まだまだ童貞臭さが抜けない四宮や、手加減してくれる先輩二人と違い、巨根かつ加減のできない俺を怖がっていた。

「あっあっあっあっ ほっほっほっほぉっ


 でも、巨根への憧れはある――――だからこそ、俺が自由に動けない状況下で、先っぽだけ味わっては勝ち誇った気持ちになっていた。

 時折物欲しそうに見つめては、ハッとした顔で首を振って自分のプライドを優先させたのだ。


――――雑魚が…… ”わからせ”てやる……


「んっほぉ んっほぉおおお〜〜〜〜っ この……っまんコキ棒がぁ〜〜……っまんコキ棒がぁあ〜〜……っ
「いつもまんコキ棒まんコキ棒って……”まんこ希望”って事ですか? いいですよ、はは……っ

 ズポッズポッ! ズポズポズポズポ! 

 ズッポ! ズッポ! パンッパンッパンッパンッ


「ぉ”っへぇ あ”っへぇ ちがっ3号……っ三吉くんっ 三吉くんっ……もおらめっ らめれすっ 三吉くんってば、ぁああんっ
「ちんコキ穴が、勝手に喋んな」
「〜〜〜〜……っぅ……〜〜〜〜お…… は、はひぃ……

 ズッ……パァアンッ!


 彼は俺を恐れてあれだけ拘束してきたのに、俺はちんぽ一本でいとも容易く蹂躙できる。この力の差がとてつもなく下腹部に響く。

 この雑魚は、俺に勝てない。ひ弱で、馬鹿で、無力な存在。
 慈しみ、守ってやりたい……一方で、徹底的に追い詰めて泣かせたい……いじめまくりたい……っ


「ちんコキ穴さん、いつも可愛がっていただいてどうも……
「はひっ はひぃ…… ちんコキ穴って呼ぶにゃぁ…… んっ ん”っ!? ん、ん、あぅ、ごぇんらしゃい……っ まんこ、いじめにゃいれぇ……っお”っお”っお”っ はひぃ んぅうっ んふぅうっ はい、ちんコキ穴れしゅっ ぼくはちんコキ穴れしゅうっ


 メス臭い雑魚穴が、生意気にもキュウキュウと締め付けてくる。コキ穴の分際で種を欲しがっているのだ。よっわいよっわいコキ穴の分際で、孕みたがっているのだ……

 ぬぷ……っ ぬぷっ パンッ……パンッ……パンッ


「はぁん、はぁん……っ あ……っ あ、あぅ、んひぃっ!? や、やぁの、やぁ、やぁあ〜〜……っ おちんちん、がっ あ、あぅ、抜けちゃう、抜けちゃう……っ
「何ですか? まさか、精液が欲しいと……? そんなまさか、ですよねえ…… 何でしたっけ、コキ棒は射精するな、ですよねえ? さて、トイレにでも出してくるかな……っ
「あ……っ ま、待ちなひゃいっ う、うう……っ待って、くだしゃい……っはあ、はぁ、ん……あ、あの、コキ棒、ではなくて、えっと、んっと、おちんちん……です ん…… 三吉くんの、おちんちん……おちんちん様でしゅ……あっやだぁっ抜かないでっお精子……うう、お精子ほしいれすぅ……っふぇえん……


 みっともなく泣く姿を見ていると、さらに下腹部の熱が高まる。
 周囲にはいつのまにかギャラリーができていた。俺を羨んでいた他部署の同期は、「やっぱり羨ましすぎる!」と怒りながらせっせとちんぽを扱いていた。


「う、うう……お精子を……っお精子をぉ……っ ……〜〜〜〜て……くだしゃい……っ
「聞こえないですね、まあコキ穴が人語を喋れるわけないか、ははは……
「んほぉ あ、あぅ、お”……っ あ、あぅ、あぅう……〜〜〜〜っ

 主任が口を開くたび、ドチュッ! ドチュッ! とまんこの奥を突く。すると彼は面白いくらい体を跳ねさせて、四宮や先輩たちに抱かれていた時よりも数段甲高い声を出す。


――――ああ……っ なんて無様でかわいい、俺のコキ穴さん……っ



「お、お精子……っを、お精子をぉ……〜〜〜〜っ

 パンッ…… パンッ パンッパンッ

「う、お” コキ……捨ててぇ……っ ぼく……っおトイレれすっ おトイレだからっコキ捨ててぇっ

 ずちゅっ ずちゅっ パンパンッ パンパンッ


「ん、んぅ”う……〜〜〜〜っ 種付けなんて、う、うう、大層なものは、いらないれしゅ……っでも、せめてぇ……っ


 ああ、これだ。この顔だ。

 媚び媚びの潤んだ目。不細工に膨らんだ鼻の穴。よだれが漏れ出ている哀れな唇。

 完全に堕ちた主任の表情。ああ、見ているだけで日々の苦しみが洗われていく――――


 主任の雑魚メス面は、見たものを”救”ってしまう。


 あまりの無様さ。
 極上のカタルシス。



「う〜〜……っぼくの、おべんじょまんこに……っ三吉くんのお精子、コキ捨て……っしてくだしゃい"ひぃぃいっ あぁあああ〜〜〜〜〜〜〜っ おほっおほっおほっおっほぉぉおおっ!


 ドプッ……! ビュルルルルルルルルルッ……!

 ブシャッ! ドプッドプッドプッドプッ……! ビューーーーーーーッ!



「あ"ーーーー……なんか、おしっこもしたいですね……


 自称便所は、大喜びでクパクパと口を開いた。






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