野球選手×プライドの高いアナウンサー

野球選手×プライドの高いアナウンサー

※実況系あほエロ
※小スカ



「以上、朝のニュースをお伝えしました。続いては芸能コーナー……いやぁこちら、驚きましたね!」

 サタデースペシャルニュースはいつも、人気の若手男性アナウンサー二名が司会を務めている。しかし今日は、熱血体育会系のナイスガイ・増田の姿しかない。

「早速お話伺ってみましょう、現場の川尻アナ!」

 もう一人は取材現場にいるようだ――――カメラの映像が切り替わる。取材対象として報道陣に囲まれている川尻は、増田とは対照的な、えっちなお姉さん的雰囲気で人気を誇るおまんこ男性アナウンサー。

「はい、現場の川尻です」

 むっちりとしたパンツスーツの尻部分が、下からのアングルでいやらしく映される。むちぃ…… と、おにくがはち切れそうになっているにもかかわらず、パンティラインは決して見せない。

 BPOへの配慮を欠かさない川尻は、もちろん今日もTバックなのだろう。その尻の食い込みを知るのは、世界でただ一人。彼の隣で微笑んでいる、新婚ほやほやの旦那様だ。


「今日は一段と麗しいですね、川尻さん! いやぁ私正直寝取られたような気持ちがあり先ほどから涙が止まりませんが……しかしおめでたい席ですのでね、スタジオメンバーを代表して言わせてください。ご結婚、おめでとうございます!」
「ありがとうございます、んふ…… 幸せになります

 増田の涙に触れることなく、川尻は眼鏡の奥の瞳を細めた。

 ようやくカメラのアングルが尻から顔へと移動する。画面いっぱいに広がるのは、指輪を見せつけ、チャームポイントである細眉を釣り上げた勝気で高飛車な表情。
 これが世のM男性に大ウケしているわけだが、一方でS男性からの支持も厚い。プライドの高そうなおまんこ男性を屈服させたい、という心理だろう。


 つまり川尻は、S、M問わず全男性国民の憧れの的――最強のおまんこアナウンサーというわけだ。
 朝の顔にしては、刺激が強すぎる。



「報道陣の皆さま、そしてテレビをご覧の皆さま。私川尻有里は、この度、タイタンドラゴンズの籠崎選手と婚約いたしました」


 現場のカメラマンたちは、涙をのみながら二人の姿を映す。そのせいかどのテレビ局の映像もブレブレで、視聴者から非難の嵐だったのはまた別のお話だ。

「まだまだ未熟な私たちですが……暖かく見守っていただけると幸いです。そして今日は、せっかくお集まりいただきましたので、ふふ……

 口元を手で隠し、クスクスと不敵に笑う通称・川尻スマイルは、今日も全男性国民の股間を刺激しているのだろう。
 中でも、川尻にベタ惚れだった増田は「ふーーっ ふーーっ」と呼吸を荒げ、その逞しい太ももと子供の腕くらいあるちんぽを茶の間に晒し、扱き始めている。


「ふーー……う”っ 川尻アナ、さ、さすがのアナウンサー魂ですね! 自身の結婚会見を自身で実況し、そして……う”ぅっ あ”〜〜〜〜っスタジオの熱気も高まっています!」
「ん…… もう、増田さんってば気が早い…… そんなんだから28にもなって早漏なんですよお前……あんっ もう、ごめんなさいってば 増田さんとは何もないんです、本当ですよ、あん…… ごめんなさい、主人ももう我慢できないそうなので…… では、始めましょうか

 カメラマンの誰かが、切なさと興奮に満ちた雄たけびを上げた。それを合図に、川尻は零れ落ちそうなおにくを支えていたパンツスーツを脱ぎ、生尻を地上波発公開――――


「私たち夫婦♂の、初の共同作業…… 種付けセックスと、その実況を……


 増田も雄たけびを上げた。それを咎めるスタッフは、ただの一人もいなかった。



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