ひどい高校生ズ×無知処女シスター♂

ひどい高校生2人×無知処女シスター♂


※おもらし
※攻めが受けのおしっこを飲む
※二輪挿し
※宗教を侮辱にしているわけではありません。あほえろはフィクションであるとご理解のほどよろしくお願いいたします。





 艶めかしい口元のほくろ、勝気な釣り眉、むっちりとした腰回り。
 最も目を引くのは、禁欲的な漆黒の衣に深々と入ったスリット――ちらちらと覗く生足に、皆一斉に唾を飲んだ。

 健全で馬鹿な俺たちは、講堂の最前列にいる彼を一心不乱に凝視している。


「はあ〜〜……っ、まじでエロすぎんだろ、あのシスター」

 誰も彼の事を神父や牧師とは呼ばない。
 宗教を重んじているこの学校だが、生徒のほとんどは信仰心などかけらもない平凡な高校生なのだ。

 そのあたりの知識に疎いというのもあるが、何より彼があまりにメス臭いので皆”シスター”と呼んでいる。


「なあ、なあ、お前もそう思うだろ」

 週に一度あるお祈りの授業は、去年までは億劫でしかなかった。年老いた神父がぼそぼそと聖書を読み、俺たちは眠気と戦うだけの時間だったからだ。

「……えっ? 今何か言ったか」
「いやだから、あのシスターすっげえエロいよなって……ほら、みんなそわそわしてる。お前だけだぞ、真面目にお祈りなんてしてんの」
「な……っ無礼だぞ! 慎め! わきまえろ! この罰当たりが!」
「馬鹿、でけえ声出すな……あ」

 隣のクラスの名前も知らない馬鹿真面目野郎のせいで、全校生徒の視線がこちらに注がれる。


「……あなたたち、神聖な祈りの場で騒ぎ立てるとは……はあ、呆れます」


 コツ、コツ、と硬い靴音を鳴らし、例のドスケベシスターが近づいてくる。
 チラチラと露出する脚を気にしてか、妙に小股だ。実際に間近で見ると、俺たちよりも頭半分ほど小さい。

――――エッロ…… メス臭い…… たまんねえ……


「……二人とも、このあと懺悔室に来るように! いいですね」


 蜜のような香りに酔ってしまいそうだ。
 隣の馬鹿も、顔を真っ赤にしてコクコクと頷いている。さっきの大声はなんだったのか、もはや声すら出ていない。

 二人してぽうっとしていると、シスターは俺たちに背を向け、元いた場所に戻って行ってしまった。




***




 懺悔室の扉の前で、そういえばこいつの名前を聞いていないと気づく。

「俺、前橋。お前は」
「……後藤だ」

 後藤は顔を青くしたり赤くしたり忙しない。
 きっとこの学校では珍しく敬虔な信者なのだろう。同時に、健全な男子高校生でもあるのだろう。

 大方、シスターに迷惑をかけた罪悪感と、すけべなお仕置きをされるかもしれないという浅ましい期待の間で揺れている。

「お前ホント馬鹿なんだな、俺は期待しかないのに」
「は? 何のことだ」
「まあいいや……失礼しまーす」

 古い木製扉が軋む音に驚いたのか、中にいたシスターは「ぴゃっ」と声をあげた。小動物みたいに肩をびくつかせ、こちらを振り向く。
 さっきの高飛車な印象とは裏腹に、実際は気が小さいのだろうか。

「う……も、もう来たんですか、っく、早い……」

 ぶつぶつと何事かを呟くと、彼は意を決したように俺たちを見据えた。

「あ、あの……あなたたちが騒いでしたのは、その……っみ、見てしまったんですよ、ね……? その、私が、うぅう……」


――――何だ? てっきり説教でも食らうのかと思ってたけど……

 一体何がそんなに恥ずかしいのか、シスターは顔を真っ赤にして目を潤ませている。庇護欲と性欲を同時に煽ってくるなんて、本当にメス臭い人だ。絶対にまんこがある。

 後藤もそう思ったのだろう、シスターに負けじと真っ赤な顔で「まんこあるだろ……」と零していた。


「わ、私が……おもらし、してしまったところ……見たんでしょう!?」


 シスターはとうとう涙をこぼし始めた。ハッと我に返った後藤が「申し訳ございません!」と頭を下げる。
 自分の失言で泣かせたと思っているのだろう。だがシスターは両手で目を覆っているせいで、土下座せん勢いの後藤には気付いていない。

 どうやらこの場には馬鹿しかいないようだ。しかしこんな言葉がある。馬鹿と鋏は使いよう。


「ううぅ、だから、あんなに騒いでいたんですよね!? だってみんな、あんなにジロジロと私を見るから……い、いえ、真剣に取り組んでくれるのは良い事なんです、でも私は極度の人見知りで……は、恥ずかしくなるとつい、おしっこを……漏らしてしまう体質で……っ」
「……ああ、やっぱり! シスターの放尿姿に驚いて、それで俺たち騒いじゃったんですよぉ」
「うう、何てこと……!」

 お祈りの最中に見た厳かな顔は見る影もない。ジワァ……と瞳に涙を溜めるシスターは、「ひみつにしてくださいぃ〜〜」と子供のように泣きじゃくっている。



「……はァ!? 秘密にしろですって? っか〜〜なんて自分に甘い人。それでも聖職者ですかぁ!?」
「えぐ、えぐ……ふぇ……」
「だいたい、俺たちは集団の中で叱られるという侮辱を受けました。シスター、アンタ自分のおもらしを誤魔化したくて、俺たちを叱ったんでしょう?」
「あ、あぅ、それは……」

 心当たりがないわけではなさそうだ。俺はニヤつくのを我慢し、神妙な表情を作った。

「しかしシスター、主の教えにもあるではありませんか。困った時は助け合いです」
「……っは、はい、確かにそうですが、私は罪深き存在です。あなたたちに罪をかぶせようと……ううっ……」

 涙で濡れた手を握ってやると、彼の上目遣いと目が合う。

「俺たちは慈悲深いので、別に気にしていませんよ。ただし侮辱を受けたことは事実ですから、ある条件をもってして許しましょう。さすれば、あなたの意思を尊重し、おもらしについて口外しないと誓います」
「な、なんと慈悲深い……!」

 シスターは羞恥の涙を感動の涙に変え、俺に感謝し始めた。

 
 まさかここまで上手くいくとは思っていなかったし、純粋な彼を騙すことに心が痛まないでもないが、せっかくここまで漕ぎつけたのだ。甘い汁を吸ったっていいだろう。

「おい、前橋。お前さっきから何言ってるんだ。その手を離せ、無礼な……! というか、おもらしなんて気付いてな、んぐっ」
「馬鹿かお前、馬鹿は黙ってろ! 黙ってたらお前にもおこぼれやるからよぉ」
「ぼ、僕はそんな、ただシスターに謝りたかっただけで、っぐ、離せ……!」
「なあシスター、へへ、条件ってのはさ、もう分かってると思うけど……

 後藤の野郎、汚れ役を全て俺に俺に押し付けやがって、酷い男だ。
 おそらくシスターよりもほんの少しだけ賢いこいつは、俺が次に言う言葉に気づいている。

 気付いたうえで、俺を制止しようとする手を緩めた。耳を赤くし、俯いて期待しているではないか。

 真面目ぶった男の信仰心は、性欲の前ではネズミの糞ほどに小さくなる。


「セックスだよ 婚前交渉するななんて主の教えは、もう古いんだわ


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