長編 | ナノ

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「今から30分後の13時30分に氷帝が着くことになってる。

これには俺と真田が門まで迎えに行くから。

それから今回マネージャーは試合の記録中心で、休憩時のみドリンクとタオルを頼む。」


「分かったわ。」





幸村くんの言葉に視線を交わしてから頷く。





「試合は14時からシングル、ダブルス、シングルで休憩を16時。
16時半からダブルス、シングルの順に行う予定だ。

まあ、心配はしてないけど負けないようにね?」

レギュラー全体を見回してから黒い微笑を浮かべた。









「無論だ。
我ら王者立海大付属に負けは許されん。」

「わかっているだろうが、負けた者にはペナルティがある。」



力いっぱいに応える弦一郎にうざさを感じていたレギュラー陣は
柳くんの言葉に顔をひきつかせていた。


ペナルティ、とは恐らく柳くんによる特別練習メニュー。
















これをやった後はしばらく体の自由がきかないらしい。





「ちなみに終了予定時刻は18時。
氷帝が着くまでは休んでくれ。」

幸村くんの言葉で各々好きな事をしながら時間を潰した。


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