長編 | ナノ

27


…side赤也…














大好きな部活に出れない。

大好きな名前先輩に会えない。












こんな病室暮らし、飽き飽きするぜ。

1日しか経ってねぇのに、イライラする。








検査なんてしなくても大丈夫だっつーの!

枕に一発、拳を落とす。
















暇だから、幸村部長のところに遊びに行こうか悩んでいたら
タイミング良く幸村部長からの着信が鳴った。

「幸村部長ー!!
どうかしたんスか?」


俺なんかしたっけなー?とか頭に過った。

{いや、赤也に話がある。
俺の病室までおいで。}

「話…ッスか?わかりました。」

電話を切った。






一気にテンションが下がる。

このタイミング、幸村部長の声色からして…悪い話みたいだ。



どの話だろ。

今回の件なのか
部活の話なのか























…それとも―――














…side赤也…終


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