長編 | ナノ

鑑賞


雪菜はしきりにこちらの様子を伺いつつも話しかけて来る所か、さり気なく席を移動していた。









多分、ジローが居ることに他の生徒は気付いていない。

こんな事ってあっても良いものなのだろうか…。





















閉幕する少し前に起きたジローは良く寝たーと言いながらどこかへと消えた。
消えた後に何か応援の言葉の一つでも言えば良かったと後悔した。

そして、夢みたいな一時だったけれど、雪菜のはしゃぎようからして現実だったんだと思い知る。

















この前からのハプニングに私の中でのジローはますます大きくなっていって、より一層好きなんだと自覚した。


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