長編 | ナノ

03


「え、えーっと…
仁王く、んとは、ふか深い関係…ないので!」

「確かにそう聞いています。
が、実際のところ…仁王くんの特別には変わりないと思いますよ。」



精一杯の弁明もさらっとかわされた挙げ句仁王くんの特別な人扱いをされショックを受けた。



だって、これはつまり柳生くんからして対象外も良いとこの証拠だ。


















だからかも知れない。
だからつい口走ったのかも知れない。






















「で、も!
わたわた、私が好きな人は仁王くんじゃ、ない…から!」

なんて言ってしまったのは。


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