長編 | ナノ

少女A





「…いたたたた……。
もう女の子の日なんて嫌いー。」
「大丈夫…?」


三度目の授業が始まってしばらくしてから、毎月恒例の女の子の日特有の体調不良が私を襲った。

私は結構重たいタイプで毎月保健室にお世話になっている為、先生方もすんなり行かせてくれた。

















ちなみに雪菜は軽いタイプ…と、言うか
体調不良?何それ。
な、タイプ。

そんな雪菜は毎年保健委員で毎年同じクラスな為に毎回付き添ってくれる。




















そんな雪菜に毎回弱音を吐いてみる。



「せめて薬が効いてくれたら助かるのに…。」
「可哀想な体質してるわ。あんた。」


必ずこうやって哀れまれる。

同情するくらいなら体質変えて欲しい、切実に。



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