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いつの間にか寝ていた様で、同じく机につっ伏していた幼馴染みの寝顔が酷く間抜けに見える。 それに苦笑しながら上体を起こしたなぎさは、自分が図書館でテスト勉強をしていた事を思い出し、そしてここが"今までと違う場所"である事を知った。 「その者達を捕らえよ!!」 響く怒声。振り返ったなぎさの目にうつったのは、次々と雪崩れ込む男達と、その手に握られた凶器。瞬き一つの間にぐるりと囲まれ、その鋭い刃先を喉元に押しつけられた。 ぷつ、という何かが切れた感覚に、なぎさの目からは涙が零れ落ちる。 「これは……夢?」 ――――――――――――――― 目が醒めて気付いたら、そこは約1800年前の中国だった。 「なぎさ、これを周瑜に届けてくれるかしら」 「はい、大喬さま!」 「……竜斗。お前は我が友に本当に似ている……」 「俺は良くわかんねぇけどよ、姫さんが望むならそれで良いんじゃないか?」 「神子?……くだらぬ。そんな者我が捻り潰してやるわ」 「今夜、ここを要に曹操軍を迎え撃ちます」 「…………竜斗、どうか無事で……!」 男達の熱い戦い。それを影で支える女達。 夜空をなめる炎は、天へ天へと昇り――……。 「ごめん……な、なぎさ。俺……もう…………」 「竜斗っ!!!」 創作三国志ボイスドラマ企画 Three Kingdoms 「私、救うよ。皆を。それが、神子の努め。だから」 「だから……だから、お願い……」 「竜斗、目を醒ましてぇぇえええ!!!」 只今、オーディション開催中です。 締切りは5月9日。 ご応募お待ちしております! スペースありがとうございました。
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